数学ⅠA-2

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 数学ⅠA-2
科目番号 6106 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 新基礎数学 改訂版 高遠節夫ほか著(大日本図書)、同問題集
担当教員 中村 元

到達目標

1) 関数とグラフを理解し、使うことができる。
2) 指数関数と対数関数を理解し、使うことができる。
3) 場合の数と確率の基礎を理解し、計算することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1関数とグラフを使うことができる。関数とグラフを理解できる。関数とグラフを理解できない。
評価項目2指数関数と対数関数を使うことができる。指数関数と対数関数を理解できる。指数関数と対数関数を理解できない。
評価項目3場合の数と確率の基礎を計算することができる。場合の数と確率の基礎を理解できる。場合の数と確率の基礎を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
基本的な数式の計算能力および論理的思考能力を養うことを目標とし、高専で必要な数学の基礎を身につける。
授業の進め方・方法:
シラバスに沿って、動画を使って予習してきてもらう。授業中はグループ学習をしてもらい、理解度を確認する。
授業のなかでバイリンガル授業を行うことがある。
注意点:
予習復習をきちんとすること。分からないことは放置せず質問すること。問題集などを利用して自主的に勉強して欲し
い。
いずれかの週でCBTを行う。
評価を対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 関数とグラフ 前期期末試験の解答と夏休みの宿題テストを行う。また、2次関数と2次不等式の関係を理解できる。
2週 関数とグラフ グラフの対称移動と拡大縮小ができる。また、べき関数のグラフを描くことができ、偶関数・奇関数の区別ができる。
3週 関数とグラフ 分数関数のグラフを描くことができる。また、分数関数のグラフを使って不等式を解くことができる。
4週 関数とグラフ 無理関数のグラフを描くことができる。また、逆関数のグラフを描くことができる。
5週 指数関数と対数関数 累乗根を求めることができる。また、CBTテストを行い、学習の定着度を確認する。
6週 指数関数と対数関数 指数法則の拡張を理解できる。また、指数関数のグラフを描くことができる。
7週 指数関数と対数関数 指数関数の方程式・不等式を解くことができる。また、対数を理解し、簡単な計算ができる。
8週 指数関数と対数関数 底の変換公式を使うことができる。また、対数関数のグラフを描くことができる。
4thQ
9週 指数関数と対数関数 対数関数の方程式・不等式を解くことができる。また、常用対数を使うことができる。
10週 場合の数 積の法則・和の法則を理解し簡単な場合の数を求めることができる。また、CBTテストを行い、学習の定着度を確認する。
11週 場合の数 いろいろな順列の値を求めることができる。
12週 場合の数 円順列を求めることができる。また、簡単な組み合わせを求めることができる。
13週 場合の数 いろいろな組み合わせをも求めることができる。また、重複順列を求めることができる。
14週 場合の数 二項定理を理解し、使うことができる。また、CBT(本部)を行う。
15週 確立の基礎 簡単な確率を計算できる。また、条件付き確率を理解し、計算ができる。
16週 期末試験 いままでの学習の確認をする。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験理解度確認テスト復習テスト課題等の提出物出席点合計
総合評価割合2520251515100
基礎的能力2520251515100
専門的能力000000
分野横断的能力000000