コンピュータリテラシー A

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 コンピュータリテラシー A
科目番号 6130 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 テキストは配布する。また必要な事項を説明したLMSを作成するので、これを適宜、参照する。
担当教員 平野 雅嗣

到達目標

(1)コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎的知識を理解する。
(2)Markdownの基礎的知識を理解する。
(3)コンピュータで扱う画像形式について理解する。
(4)タッチタイピングで文字入力ができる。
(5)学内におけるインターネット利用方法を理解し、情報社会における様々なルールを考えながら行動できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎的事項について的確に説明できる。コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎的事項について説明できる。コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎的事項について説明できない。
評価項目2Markdownの基礎的知識を用いて、構造を持った文書を作成でき、様々な形式への変換ができる。Markdownの基礎的知識を用いて、構造を持った文書を作成できる。Markdownの基礎的知識を用いて、簡単な文書も作成できない。
評価項目3コンピュータで扱う画像形式について的確に説明できる。コンピュータで扱う画像形式について説明できる。コンピュータで扱う画像形式について説明できない。
評価項目4タッチタイピングで文字入力が十分な速度でできる。タッチタイピングで文字入力ができる。タッチタイピングで文字入力ができない。
評価項目5情報社会をより良くするために何をしたらよいか、周りの人と話し合え る。情報社会ではどのような問題が起きるのか、起きたときの対処方法 について行動できる。情報社会をより良くするために何をしたらよいか行動できる。情報社会ではどのような問題が起きるのか、起きたときの対処について自分の意見を話すことができる。情報社会をより良くするために何をしたらよいか理解できない。情報社 会ではどのような問題が起きるのか、起きたときの対処について理解で きない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎知識および各種ソフトウエアについて学び、コンピュータ利用に関する基礎技術を習得する。
授業の進め方・方法:
座学に続いて、実習を行う。
注意点:
実習の割合が高い科目であるので、休み空き時間などを利用して自ら遅れを取り戻す努力が必要である。また、自ら考え行動することを要求する。タッチタイピングの習得を必須とする。全課題の提出が必須である。
評価の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 コンピュータの基礎(ハードウエア) コンピュータのハードウエアの構成概要を説明できる。
2週 コンピュータの基礎(ハードウエア) コンピュータの個々のハードウエアの概要を説明できる。
3週 コンピュータの基礎(ソフトウエア) オペレーティングシステムの役割、種類について説明でき、主要なOSの特徴が説明できる。
4週 コンピュータの基礎(ソフトウエア) アプリケーションソフトウエアの種別について説明できる。
5週 ネットワーク利用 学内におけるインターネット利用方法を理解し、情報社会における様々なルールを考えながら行動できる。
6週 Linux利用環境構築 少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。
7週 Linux利用環境構築 少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。
8週 Linux利用環境構築 Linuxのデスクトップ環境の設定ができる。
2ndQ
9週 Markdown入門 Markdownの概念、考え方を説明できる。
10週 Markdown入門 Markdownの主要なタグについて、説明できる。
11週 Markdown入門 Markdownを利用して、文書が作成できる。
12週 Markdown入門 Markdownを利用して作成した文書を、様々な形式に変換できる。
13週 ドローソフトによる図の作成 コンピュータで扱う図の種類およびその性質、適用範囲について説明でき、ドローソフトの基本操作を行うことができる。
14週 ドローソフトによる図の作成 ドローソフトで与えられた図を作成できる。
15週 ドローソフトによる図の作成 ドローソフトを用いて簡単な図を作成し別のアプリケーションで利用できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。3後15
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。3
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。3前1,前2,前3,前6
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。3
情報を適切に収集・取得できる。3前7
データベースの意義と概要について説明できる。3
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。3
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。3前7,前9,前10
情報通信ネットワークの仕組みや構成及び構成要素、プロトコルの役割や技術についての知識を持ち、社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる。3前5
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。3前5
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。3前5
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。3前5
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。3前5
専門的能力分野別の専門工学情報系分野その他の学習内容メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。4前7,前9,前10,前11,前14,前15
分野横断的能力汎用的技能情報収集・活用・発信力情報収集・活用・発信力ディジタルツールを含む種々の手段や各種メディアを活用し、情報を収集できる。3前7
信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。3
自己及び他者の権利に配慮し、適切な方法を用いて情報を活用し、効果的に情報発信できる。3前7

評価割合

試験演習・課題タッチタイピング態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力702010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000