コンピュータリテラシー B

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 コンピュータリテラシー B
科目番号 6131 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は使用しない。スライドを用いて授業を進める。
担当教員 濱田 幸弘

到達目標

(1)表計算ソフトでデータの並べ替えとグラフ作成ができる。
(2)表計算ソフトで基本統計量を算出できる。
(3)組版システムを用いて数式を含む文書を作成できる。
(4)組版システムを用いて図表とグラフを含む文書を作成できる。
(5)プレゼンテーションソフトを用いてスライドを作成できる。
(6)スライドを用いてプレゼンテーションができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1表計算ソフトでデータの並べ替えとグラフ作成が的確にできる。表計算ソフトでデータの並べ替えとグラフ作成ができる。表計算ソフトでデータの並べ替えとグラフ作成ができない。
評価項目2表計算ソフトで基本統計量を的確に算出できる。表計算ソフトで基本統計量を算出できる。表計算ソフトで基本統計量を算出できない。
評価項目3組版システムを用いて数式を含む文書を的確に作成できる。組版システムを用いて数式を含む文書を作成できる。組版システムを用いて数式を含む文書を作成できない。
評価項目4組版システムを用いて図表とグラフを含む文書を的確に作成できる。組版システムを用いて図表とグラフを含む文書を作成できる。組版システムを用いて図表とグラフを含む文書を作成できない。
評価項目5プレゼンテーションソフトを用いてスライドを的確に作成できる。プレゼンテーションソフトを用いてスライドを作成できる。プレゼンテーションソフトを用いてスライドを作成できない。
評価項目6スライドを用いてプレゼンテーションが的確にできる。スライドを用いてプレゼンテーションができる。スライドを用いてプレゼンテーションができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
エクセルを用いてデータの基本統計量を算出する。
LaTeX (ラテフ)を用いて数式、図表、グラフを含む文書を作成する。
パワーポイントを用いてスライドを作成して、発表会で発表する。
授業の進め方・方法:
スライドを用いる説明と実習を交互に行う。また、発表会で一人ひとりがスライドを用いて発表する。
注意点:
授業中の実習だけで種々の技術を習得することは難しいので、空き時間や自宅で復習する。また、課題に取り組む。
評価の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 エクセルの基礎 セルの属性の設定、データの連続入力、数式と関数の設定をすることができる。
2週 エクセルのデータ処理 データの並べ替え、1次元データのグラフ作成、2次元データの散布図作成と回帰直線追加をすることができる。
3週 エクセルの統計処理 「分析ツール」アドインを用いて1次元データの基本統計量、2次元データの相関係数を求めることができる。
4週 LaTeXの基礎 LaTeXによる文書作成手順とソースファイルの基本構造を説明することができる。
5週 LaTeX: 命令と環境 文書における右寄せと中央寄せ、セクションとサブセクションの設定、箇条書き、空白制御をすることができる。
6週 LaTeX: フォントと表 フォントの種別と大きさの指定、表の作成をすることができる。
7週 LaTeX: 数式 インライン数式モード、独立行数式モード、種々の数式を書くことができる。
8週 LaTeX: 図の取り込み 文書に図を取り込むことができる。
4thQ
9週 プレゼンテーションとパワーポイント1 よいプレゼンテーションについて説明することができる。また、パワーポイントでスライドの作成、デザインと配色の選択、スライドショーの実行をすることができる。
10週 パワーポイント2 スライドの追加と削除、フォントの種別と大きさの設定、箇条書きをすることができる。
11週 パワーポイント3 画像と図形の挿入、ヘッダーとフッターの設定、ページ切り替えの設定をすることができる。
12週 発表会の準備 話す内容を考えてスライドを作成する。
13週 発表会1 一人ひとりがスライドを用いて発表する。
14週 発表会2 一人ひとりがスライドを用いて発表する。
15週 発表会3 一人ひとりがスライドを用いて発表する。
16週 期末試験実施せず

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。3後13,後14,後15
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。3後13,後14,後15
創造性・デザイン能力創造性創造性様々な知識を統合的に活用しながら、あらかじめ答えが与えられていない問題に対する解決方法を考えることができる。3後12

評価割合

試験課題発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合08020000100
基礎的能力08020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000