数学ⅡB-1

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 数学ⅡB-1
科目番号 6207 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高遠 節夫 他 著 「新線形代数 改訂版」 大日本図書
高遠 節夫 他 著 「新線形代数 問題集 改訂版」 大日本図書
担当教員 高田 功

到達目標

1.ベクトルの計算および図形への応用ができる。
2.行列の定義および 計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ベクトルの計算及び図形への応用が十分にできる。ベクトルの計算及び図形への応用ができる。ベクトルの計算及び図形への応用ができない。
評価項目2行列の定義および 計算が十分にできる。行列の定義および 計算ができる。行列の定義および 計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
幅広い分野で使われている線形代数学の基礎について講義・演習を行う.目標は平面上や空間内での図形の方程式を用いて,計算と幾何を関連付けできるようになることである
授業の進め方・方法:
シラバスに沿って、動画を使って予習してきてもらう。授業中はグループ学習をしてもらい、理解度を確認する。
注意点:
予習復習をきちんとすること。分からないことは放置せず質問すること。問題集などを利用して自主的に勉強して欲し
い。
CBTテストをすることもある。
評価の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 平面ベクトル ベクトルの演算の基本法則を使って計算ができる。
2週 平面ベクトル ベクトルの内積を計算できる。
3週 平面ベクトル 平面ベクトルの成分表示を使って計算をすることができる。
4週 空間のベクトル 空間ベクトルの成分表示を使って計算をすることができる。
5週 空間のベクトル 平行四辺形の面積をベクトルで計算できる。
6週 空間のベクトル 平行条件・垂直条件を理解し、計算に使うことができる。
7週 空間のベクトル 空間の中の直線の方程式を求めることができる。
8週 空間のベクトル 空間の中の平面の方程式を求めることができる。
2ndQ
9週 空間ベクトル ベクトルの外積を求め、使うことができる。
10週 空間ベクトル 点と平面との距離を求めることができる。
11週 空間ベクトル 球面の方程式を求めることができる。
12週 行列 行列の和・差・積の計算ができる。
13週 行列 行列の分配法則・結合法則を使うことができる。
14週 CBTテスト CBTテストを行い、学習の定着度を確認する。
15週 総括 いままでの学習の総復習をする。
16週 期末試験 いままでの学習の確認をする。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。3前1
平面および空間ベクトルの成分表示ができ、成分表示を利用して簡単な計算ができる。3前3,前4
平面および空間ベクトルの内積を求めることができる。3前2
問題を解くために、ベクトルの平行・垂直条件を利用することができる。3前6
空間内の直線・平面・球の方程式を求めることができる(必要に応じてベクトル方程式も扱う)。3前7,前8,前11
行列の定義を理解し、行列の和・差・スカラーとの積、行列の積を求めることができる。3前12,前13,前15
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル他者の意見を聞き合意形成することができる。3前1,前9
合意形成のために会話を成立させることができる。3前1,前9
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前1,前9

評価割合

定期試験CBTテスト復習テスト課題等の提出物出席点合計
総合評価割合2520251515100
基礎的能力2520251515100
専門的能力000000
分野横断的能力000000