数学ⅠＢ

科目基礎情報

学校	明石工業高等専門学校	開講年度	2017
授業科目	数学ⅠＢ
科目番号	0005	科目区分	一般 / 必修
授業形態	講義	単位の種別と単位数	履修単位: 2
開設学科	電気情報工学科	対象学年	1
開設期	通年	週時間数	2
教科書/教材	高遠他:「新　基礎数学」大日本図書高遠他:「新　基礎数学　問題集」大日本図書
担当教員	高田 功

到達目標

1) 三角関数を理解し、計算することができる。
2) いろいろな図形と式を理解し、図形を描くことができる。
3) 数列を理解し、数列の一般項を求め、使うことができる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1	三角関数を理解することができる。	三角関数を計算することができる。	三角関数を理解することができない。
評価項目2	いろいろな図形と式を理解することができる。	いろいろな図形を描くことができる。	いろいろな図形と式を理解することができない。
評価項目3	数列を理解することができる。	数列の一般項を求め、使うことができる。	数列を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (D) （基礎学力と自主的・継続的学習能力）

学習・教育目標 (F) （柔軟かつ創造的な設計能力）

学習・教育目標 (G) （実践的な問題解決能力）

教育方法等

概要:

三角関数、図形とその方程式、数列について学び、高専で必要とされる数学の基礎を身につける。　

授業の進め方・方法:

毎回の授業で前もって10程度のビデオを見て来てもらい、授業のときには3人から4人のグループの中で相談しながら学習シートの問題を解いていく。
毎回宿題を出し、宿題に沿った小テストを行う。

注意点:

予習復習をきちんとすること。分からないことは放置せず質問すること。問題集などを利用して自主的に勉強してほしい。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	三角比とその応用	鋭角の三角比を理解し、使うことができる。
		2週	三角比とその応用	鈍角まで三角比を拡張でき、三角比の相互関係を使うことができる。
		3週	三角比とその応用	正弦定理を使うことができる。三角比を用いて三角形の面積を求めることができる。
		4週	三角比とその応用	余弦定理を使うことができる。
		5週	三角関数	角度を一般角まで拡張し、使うことができる。
		6週	三角関数	角を弧度法を使って表すことができる。
		7週	総括	いままでの勉強の復習をする。
		8週	中間試験	いままでの学習の確認をする。
	2ndQ
		9週	三角関数	三角関数の性質を理解し、いろいろな三角関数の値を求めることができる。三角関数の等式を証明することができる。
		10週	三角関数	いろいろな三角関数のグラフを描きことができる。三角関数の方程式・不等式を解くことができる。
		11週	加法定理とその応用	加法定理を理解し、使うことができる。
		12週	加法定理とその応用	2倍角の公式・半角の公式を使うことができる。
		13週	加法定理とその応用	積を和・差に直す公式、和・差を積に直す公式を使うことができる。
		14週	加法定理のその応用	三角関数の合成を使うことができる。
		15週	総括	いままでの勉強の復習をする。
		16週	期末試験	いままでの学習の確認をする。
後期
	3rdQ
		1週	点と直線	平面内の2点間の距離を求めることができる。内分点・外分点を求めることができる。重心の座標を求めることができる。
		2週	点と直線	いろいろな直線の方程式を求めることができる。
		3週	点と直線	2直線の平行・垂直条件を理解し、使うことができる。
		4週	２次曲線	円の方程式を求め、その図形を描きことができる。
		5週	２次曲線	楕円の方程式を求め、その図形を描くことができる。
		6週	２次曲線	双曲線の方程式を求め、その図形を描くことができる。
		7週	総括	いままでの勉強の復習をする。
		8週	中間試験	いままでの学習の確認をする。
	4thQ
		9週	２次曲線	放物線の方程式を求め、その図形を描くことができる。2次曲線の接線の方程式を求めることができる。
		10週	２次曲線	不等式の表す領域を描くことができる。
		11週	数列	数列に使う言葉を理解し、等差数列の一般項とその和を求めることができる。
		12週	数列	等比数列の一般項とその和を求めることができる。
		13週	数列	Σ記号の性質と自然数の累乗の和を使い、いろいろな数列の和を求めることができる。
		14週	数列	漸化式で表された数列の一般項を求めることができる。数学的帰納法を使うことができる。
		15週	総括	いままでの勉強の復習をする。
		16週	期末試験	いままでの学習の確認をする。

評価割合

	試験	小テスト	提出物	態度	合計
総合評価割合	45	25	15	15	100
基礎的能力	45	25	15	15	100
専門的能力	0	0	0	0	0
分野横断的能力	0	0	0	0	0