電気磁気学Ⅰ

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電気磁気学Ⅰ
科目番号 0013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 小塚洋司著、新装版「電気磁気学」その物理像と詳論、森北出版
担当教員 梶村 好宏

到達目標

評価項目1 静電界における電荷、電界、電位等を説明でき、それらを計算できる。
評価項目2 電流による磁界を説明でき、各種法則を用いて磁界の計算ができる。
評価項目3 導体、誘電体、磁性体を説明できる。
評価項目4 静電容量及びインダクタンスを説明でき、それらを計算できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1静電界における電荷、電界、電位等を説明でき、それらの応用計算ができる。 静電界における電荷、電界、電位等を説明でき、それらを計算できる。 静電界における電荷、電界、電位等を説明でき、それらを計算できない。
評価項目2電流による磁界を説明でき、各種法則を用いて磁界の応用計算ができる。 電流による磁界を説明でき、各種法則を用いて磁界の計算ができる。 電流による磁界を説明でき、各種法則を用いて磁界の計算ができない。
評価項目3導体、誘電体、磁性体を説明でき、計算ができる。導体、誘電体、磁性体を説明できる。 導体、誘電体、磁性体を説明できない。
評価項目4静電容量及びインダクタンスを説明でき、それらの応用計算ができる。静電容量及びインダクタンスを説明でき、それらを計算できる。静電容量及びインダクタンスを説明でき、それらを計算できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育目標 (F) 説明 閉じる
学習・教育目標 (H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気回路IIと並んで非常に重要で、電気電子分野の基礎である電気磁気学のうち静電気学に関する部分を学ぶ。予習復習のための課題が課せられる。
授業の進め方・方法:
定期試験(70%)、授業中の演習問題プリント(10%)、レポート課題(20%)を総合して評価する。総合60%以上達成したものを合格とする。
注意点:
本科目は,授業で保証する学習時間と,予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が,90時間に相当する学習内容である.毎回出される課題は期限までに必ず提出すること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 電荷、クーロンの法則、電界 電荷、クーロンの法則、電界を説明でき、各種物理量が計算できる。
2週 電気力線、電位 電気力線、電位を説明でき、各種物理量が計算できる。
3週 ガウスの定理の積分形および微分形 ガウスの定理の積分形および微分形を説明でき、各種物理量が計算できる。
4週 ラプラス及びポアソンの方程式 ラプラス及びポアソンの方程式を説明でき、各種物理量が計算できる。
5週 電気双極子と電気二重層 電気双極子と電気二重層を説明でき、各種物理量が計算できる。
6週 復習
7週 復習
8週 中間試験
4thQ
9週 誘電体と分極 誘電体と分極を説明でき、各種物理量が計算できる。
10週 電束と誘電体の境界条件 電束と誘電体の境界条件を説明でき、各種物理量が計算できる。
11週 静電エネルギー 静電エネルギーを説明でき、各種物理量が計算できる。
12週 仮想変位の考え方 仮想変位の考え方を説明でき、各種物理量が計算できる。
13週 電気影像法 電気影像法を説明でき、各種物理量が計算できる。
14週 電流 電流を説明でき、各種物理量が計算できる。
15週 復習
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000