電気回路Ⅰ

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電気回路Ⅰ
科目番号 0015 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:掘浩雄:例題で学ぶやさしい電気回路「直流編」、森北出版
担当教員 大向 雅人

到達目標

直流回路の基本的な法則や定理を中心に学び、それらを用いて計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1直流回路の基本的な法則や定理を中心に学び、それらを用いて高度な計算ができる。直流回路の基本的な法則や定理を中心に学び、それらを用いて計算ができる。直流回路の基本的な法則や定理を中心に学び、それらを用いて計算ができない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
中学校で学んだ電気の知識を元にして直流回路をマスターする。直流回路は電気回路、電子回路の基本中の基本であり、必ずマスターしなければならない内容である。
授業の進め方・方法:
本授業では4人で一つのグループを形成し、各自が授業中に教科書を読み、わからないところがある場合には、グループの中で質問し合って理解に努め、それでもわからない場合は教員に質問をして勉強を進めていく。授業終了前に小テストを行い、満点でない学生は提出すべき課題が2倍に増やされる。
注意点:
本科目は,授業で保証する学習時間と,予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が,90時間に相当する学習内容である.毎回出される課題は期限までに必ず提出すること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第1章:電気の基礎、第2章:導体の性質 オームの法則の関係式を記憶し利用することができる。抵抗率の概念を理解し計算ができる。抵抗の温度係数の概念を理解し、計算ができる。
2週 第3章:抵抗の直列接続 抵抗の直列接続に関する計算ができる。
3週 第4章:抵抗の並列接続、等電位法 抵抗の並列接続に関する計算ができる。また合成抵抗の計算ができる。
4週 第5章:Δ-Y変換 ΔーY変換と逆変換の証明ができる。
5週 第6章:電源 電圧源と電流源と内部抵抗の概念を理解し、電圧源等価回路と電流源等価回路の相互変換ができる。
6週 第7章:キルヒホッフの法則 キルヒホッフの式を立てることができる。
7週 復習 理解不足の点を解消する。
8週 中間試験 60点以上を取得する。
4thQ
9週 第8章:回路定理(その1) テブナンの定理、ノートンの定理を理解し、使える。
10週 第8章:回路定理(その2) ミルマンの定理を理解して使え、重ねの理を理解して使える。
11週 第9章、第10章:ホイートストンブリッジ、電力と電力量と最大電力伝送定理 ホイートストンブリッジの平衡条件を使え、最大電力伝送定理を使える。
12週 交流の基礎 交流の概念を理解し、パラメータの計算ができる。
13週 電気回路IIのイントロダクション 微分の概念を理解し、簡単な計算ができる。
14週 電気回路IIのイントロダクション 積分の概念を理解し、簡単な計算ができる。
15週 復習 理解不足の点を解消する。
16週 期末試験 60点以上を取得する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000