プログラミングⅠ

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミングⅠ
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 伊藤祥一著:「Springs of C」、森北出版Peter Prinz、Tony Crawford著、黒川利明訳:「Cクイックリファレンス」、オライリー
担当教員 奥村 紀之

到達目標

本科目では以下の能力を習得することを目標とする。
[1] C言語によるプログラミング
[2] 簡単なアルゴリズムの実装
[3] リファレンスの効果的な使い方

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1C言語によるプログラミングを十分に理解できる。C言語によるプログラミングを理解できる。C言語によるプログラミングを理解できない。
評価項目2簡単なアルゴリズムを十分に理解し実装できる。簡単なアルゴリズムを理解し実装できる。簡単なアルゴリズムを理解できない、また実装できない。
評価項目3リファレンスの効果的な使い方について十分に理解できる。リファレンスの効果的な使い方について理解できる。リファレンスの効果的な使い方について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C) 説明 閉じる
学習・教育目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
C言語によるプログラミングに関する講義と演習を行い、問題解決能力・実践的プログラミング能力を養う。
授業の進め方・方法:
テキストの内容に沿って講義を進める。講義は単位時間の半分を解説に充て、残りの時間をプログラミングの演習に充てる。プログラミングに関連するレポートを毎回課し、プログラミング能力を育成する。
注意点:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。講義時間以外にも情報基礎演習室に足繁く通い、習うより慣れること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 UNIX環境の構築 UNIXにおけるプログラミング、開発環境を構築できる。
2週 Gitによるソースコードの管理、プログラムを書いて実行するまで Gitを利用したソースコードのバージョン管理について理解できる。
3週 変数 C言語における変数の扱いについて理解できる。
4週 文字列 C言語における文字列の扱いについて理解できる。
5週 簡単な入力 C言語における簡単な入力(キーボード)について理解できる。
6週 条件判断 条件分岐とその実装方法について理解できる。
7週 繰り返し 反復処理について理解できる。
8週 中間試験 1週目〜7週目までの内容について理解し、ソースコードを作成できる。
4thQ
9週 関数 C言語における関数の役割について理解できる。
10週 関数 C言語における関数を実装し、再帰呼び出しなどのテクニックについて理解できる。
11週 1次元配列 C言語における1次元配列の扱いについて理解できる。
12週 2次元配列 C言語における2次元配列の扱いについて理解できる。
13週 2次元配列 C言語における文字列配列を2次元配列で実装できる。
14週 ファイル C言語におけるファイルの扱いについて理解できる。
15週 ファイル C言語におけるファイル入出力に関して理解できる。
16週 期末試験 1週目〜15週目までの内容を理解し、ソースコードを作成できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合75250000100
基礎的能力250000025
専門的能力5025000075
分野横断的能力0000000