Electronic Circuits

Course Information

College Akashi College Year 2019
Course Title Electronic Circuits
Course Code 0016 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Electrical and Computer Engineering Electrical Engineering Course Student Grade 4th
Term Year-round Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 堀桂太郎:「よくわかる電子回路の基礎」,電気書院
Instructor HORI Keitaro

Course Objectives

以下の能力を修得することを目標とする.
1) 能動素子の特徴を理解し,それらを用いた基本的な回路について,原理および特性を正確に理解し,解析できる.
2) 負帰還回路や各種増幅回路について,原理および特性を正確に理解し,解析できる.
3) 演算増幅器を用いた回路について,原理および特性を正確に理解し,解析,設計できる.
4) 発振・変調・復調回路について,原理および特性を正確に理解し,解析,設計できる.

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1能動素子の特徴を理解し,それらを用いた基本的な回路について,原理および特性を正確に理解し,解析できる.能動素子の特徴を理解し,それらをを用いた基本的な回路について,原理および特性を理解し,解析できる.能動素子素子の特徴を理解し,それらを用いた基本的な回路について,原理および特性を理解できない.
評価項目2負帰還回路や各種増幅回路について,原理および特性を正確に理解し,解析できる.負帰還回路や各種増幅回路について,原理および特性を理解し,解析できる.負帰還回路や各種増幅回路について,原理および特性を理解できない.
評価項目3演算増幅器を用いた回路について,原理および特性を正確に理解し,解析,設計できる.演算増幅器を用いた回路について,原理および特性を理解し,解析,設計できる.演算増幅器を用いた回路について,原理および特性を理解できない.
評価項目4発振・変調・復調回路について,原理および特性を正確に理解し,解析,設計できる.発振・変調・復調回路について,原理および特性を理解し,解析,設計できる.発振・変調・復調回路について,原理および特性を理解できない.

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (D) See Hide
学習・教育到達度目標 (F) See Hide
学習・教育到達度目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
ダイオード,トランジスタや電界効果トランジスタ(FET),演算増幅器などの能動素子を用いたアナログ電子回路の基礎について解説する.
Style:
教科書に沿った解説を中心に講義形式で進める.また適宜,演習問題や設計課題に取り組んでもらう.
Notice:
自分でも回路設計ができるように能動的な姿勢で学習すること.可能ならば,設計した回路を製作して動作を検討するとよい.
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 半導体 半導体の種類および半導体内の電気伝導原理について理解できる.
2nd ダイオード
pn接合の整流作用および電圧電流特性について理解できる.
3rd トランジスタ
トランジスタの基本構造,動作および静特性について理解できる.
4th FET
FETの基本構造,動作および静特性について理解できる.
5th IC
ICの基本構造,動作および静特性について理解できる.
6th トランジスタ増幅回路
トランジスタ増幅回路の基礎について理解できる.
7th トランジスタのバイアス回路
トランジスタを用いた増幅回路の簡単なバイアス回路の設計法について理解できる.
8th 中間試験
2nd Quarter
9th トランジスタの等価回路1
固定バイアス回路,自己バイアス回路について理解できる.
10th トランジスタの等価回路2 電流帰還バイアス回路について理解できる.
11th エミッタ接地増幅回路 トランジスタ増幅回路における,利得,周波数帯域,入力・出力インピーダンスなどについて理解できる.
12th トランジスタ負帰還増幅回路 トランジスタを用いた負帰還増幅回路について理解できる.
13th FETのバイアス回路 FETを用いた増幅回路の簡単なバイアス回路の設計法について理解できる.
14th FETの等価回路 ソース接地増幅回路を等価回路によって解析することについて理解できる.
15th FET負帰還増幅回路
FETを用いた負帰還増幅回路について理解できる.
16th 期末演習
2nd Semester
3rd Quarter
1st 差動増幅回路1 差動増幅回路の特徴について理解できる.
2nd 差動増幅回路2
差動増幅回路の設計法について理解できる.
3rd 電圧ホロワ回路 エミッタホロワ回路とソースホロワ回路について理解できる.
4th 演算増幅器の特徴
演算増幅器の特徴について理解できる.
5th 演算増幅器の基本増幅回路
演算増幅器を用いた基本的な増幅回路の設計法について理解できる.
6th 演算増幅器の応用回路
演算増幅器を用いた各種の応用回路について理解できる.
7th RC発振回路 低周波発振器として用いられるRC発振回路について理解できる.
8th 中間試験
4th Quarter
9th LC発振回路
ハートレーやコルピッツなどのLC発振回路や水晶発振回路について理解できる.
10th 周波数可変発振回路
発振周波数を可変できる発振回路について理解できる.
11th 変調と復調の基礎
変調と復調の関係やAM,FMなどの特徴について理解できる.
12th 変調回路
AMとFMの変調方式について理解できる.
13th 復調回路1


AMの復調方式について理解できる.
14th 復調回路2
FMの復調方式について理解できる.
15th 電源回路
電子回路に用いる電源回路の基礎や安定化電源回路について理解できる.
16th 期末試験

Evaluation Method and Weight (%)

試験演習課題Total
Subtotal6040100
基礎的能力000
専門的能力6040100
分野横断的能力000