法学概論

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 法学概論
科目番号 0032 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科(電気電子工学コース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 使用しない。毎回配布するレジュメに沿って授業を進める。(参考となる文献リストは初回授業時に紹介する)
担当教員 黒杭 良美

目的・到達目標

法に関する基礎的な概念や法的思考を理解する。時代とともに変化する課題や問題に対処するために、
法がどのような役割を期待され、また果たしてきたのかについて客観的に理解する。
また、法が私達の日常生活に密接に関係していることを理解し、問題意識や意見を養う機会とし、
法的に考察する能力を身に付けることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1法(憲法、刑法、民法、国際法)に関する基本的な知識を熟知している。法(憲法、刑法、民法、国際法)に関する基本的な知識を持っている。法(憲法、刑法、民法、国際法)に関する基本的な知識が不十分である。
評価項目2課題や問題に対処するため、法がどのような役割を期待され、果たしてきたかについて客観的に説明できる。課題や問題に対処するため、法がどのような役割を期待され、果たしてきたかについて理解できる。課題や問題に対処するため、法がどのような役割を期待され、果たしてきたかについての理解が不十分である。
評価項目3現代社会で生じている様々な事件や事象を、的確に法的に考察することができる。現代社会で生じている様々な事件や事象を考える際に,ある程度法的な思考ができる。現代社会で生じている様々な事件や事象を捉える際、法的な観点からの思考ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 本科目では、法の基本概念及び法的思考について学習する。政治、経済、社会のなかで、法がどのような役割を持ち、また機能しているのかについて、日常生活の様々な事象と結びつけながら確認していく。
授業の進め方と授業内容・方法:
配布資料や板書を用いた講義を中心とするが、インタラクティブな授業にするために受講者には積極的な発言や主体的な思考を求める。
注意点:
本科目では法律学の基本概念を体系的に解説するが、受講者の理解度を見て各授業のテーマ、取り上げる順番を変更することがある。

合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・法とは何か 法の概念や分類について理解する。
2週 法の歴史
法の歴史的な発展過程について理解する。
3週 憲法の基本原理 日本のあらゆる法の最上位にある憲法の根幹理念としての基本原理(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)について理解する。
4週 平等権 平等権について、その基礎概念を理解するとともに、法でどのように保障されてるかを理解する。
5週 自由権 自由権について、その基礎概念を理解するとともに、法でどのように保障されてるかを理解する。
6週 社会権 社会権について、その基礎概念を理解するとともに、法でどのように保障されてるかを理解する。
7週 国家の統治機構
日本の統治機構(国会、内閣、裁判所)とそれらの関係性について理解する。
8週 レポート作成
レポート課題を課す。
2ndQ
9週 刑法
刑法の機能や犯罪の成立要件について学習し、ある行為がいかにして刑法上の犯罪として法的に構成されるのかを理解する。
10週 民法
財産法や家族法の基本原則について学習し、日常生活における私人間の約束は、民法上の契約を構成しうることを理解する。
11週 経済・産業と法 消費者保護法や知的財産法等を学習し、経済活動・産業活動を行う様々な主体間の関係が、法でどのように保障されているか理解する。
12週 労働と法 労働者の権利がどのように法で保障されているか理解する。
13週 社会保障・社会福祉と法 国民の生活(医療、年金、生活保護等)を、法がどのように保障しているのか理解する。
14週 情報化社会と法 法が、どのように情報を得るという個人の自由を保障し、誤情報や不適切な情報の濫用を規制しているのか理解をする。
15週 国際社会と法
国家間関係を規律する国際法の種類や基礎的事項について理解する。
16週 期末試験
期末試験(筆記)を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。2前9,前10,前11,前12,前13,前14
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。1前11,前12,前14,前15
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。2前10,前11,前12,前13,前14
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。2前1,前2,前15
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性法令やルールを遵守した行動をとれる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

期末試験課題(小レポート)相互評価平常点(授業態度)ポートフォリオその他合計
総合評価割合602002000100
基礎的能力602002000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000