Course Objectives
(1)光の粒子性について知る
(2)結晶構造について知る
(3)X線回折の原理について知る
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目[1] | 光の粒子性について定量的な議論ができる。 | 光の粒子性について定性的な議論ができる。 | 光の粒子性について議論できない。 |
評価項目[2] | 結晶構造の細かい分類ができる。 | 結晶構造における代表的な例がわかる | 結晶構造について実例を挙げることができない。 |
評価項目[3] | X線回折の原理を定量的に説明できる。 | X線回折の概略を身に着けている。 | X線回折について知識がない。 |
Assigned Department Objectives
学習・教育到達度目標 (D)
See
Hide
学習・教育到達度目標 (H)
See
Hide
Teaching Method
Outline:
固体物性Cでは4年の固体物性A、Bで取り扱わなかった事項について学ぶ。例えば固体の原子配列にかかわる物理的な構造に関する内容を取り扱う。
Style:
最初に講義を行い概略を説明したあと、各自が自主学習を行う。質問等の個人指導を行い、不明な点を解消する。
Notice:
授業中は集中して理解に努め、わからないところを授業中に質問して解決していくプロセスが求められる。毎回復習が必要。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
|
|
|
Theme |
Goals |
1st Semester |
1st Quarter |
1st |
熱放射
|
熱放射におけるプランクの仮説の背景と内容について理解する。
|
2nd |
光電効果とコンプトン効果
|
光電効果とコンプトン効果の定量的議論を例にとり、光の粒子性について理解する。
|
3rd |
原子スペクトルと気体のエネルギー等分配則
|
原子スペクトルの構造を理解し、気体のエネルギー等分配則について理解する。
|
4th |
気体の分子運動論
|
金属や半導体中での電子の振る舞いの基礎となる理論を理解する。
|
5th |
結晶構造とブラベー格子
|
結晶の構造を格子という概念で理解し、どのような種類があるかを知る。
|
6th |
結晶格子の実例と充填率 |
代表的な結晶について充填率を計算できるようになる。
|
7th |
復習
|
これまでの内容を概観して理解を深める。
|
8th |
中間試験
|
60点以上を取得する。
|
2nd Quarter |
9th |
X線回折の基礎
|
X線回折の基礎であるブラッグの条件を定量的に理解する。
|
10th |
X線回折の応用
|
実際の測定において気を付けなければいけないことを知る。
|
11th |
結晶の不完全性
|
結晶の点欠陥と線欠陥の例について学ぶ。
|
12th |
1種原子の格子振動
|
1種類の原子からなる格子の振動について定量的に学ぶ。
|
13th |
2種原子の格子振動
|
2種類の原子からなる格子の振動について定量的に学ぶ。
|
14th |
固体の比熱の理論
|
固体の比熱の理論を3種類学ぶ。
|
15th |
復習
|
これまでの内容を整理して理解を深める。
|
16th |
期末試験
|
60点以上を取得する。
|
Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
Subtotal | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |