Communication System

Course Information

College Akashi College Year 2021
Course Title Communication System
Course Code 0050 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Electrical and Computer Engineering Electrical Engineering Course Student Grade 5th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:植松友彦、松本隆太郎「基本を学ぶ通信工学」オーム社
Instructor TAKITA Makoto

Course Objectives

以下の能力を修得することを目標とする.
1)アナログ・ディジタル通信システムおよびその基本的な構成要素について理解する。
2)各種ディジタル変調方式の原理、特徴について理解する。
3)多重通信方式、スペクトル拡散変調の原理、特徴について理解する。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1アナログ・ディジタル通信システムおよびその基本的な構成要素について正確に説明できる.アナログ・ディジタル通信システムおよびその基本的な構成要素について説明できる.アナログ・ディジタル通信システムおよびその基本的な構成要素について説明できない.
評価項目2各種ディジタル変調方式の原理,特徴について正確に説明できる.各種ディジタル変調方式の原理,特徴について説明できる.各種ディジタル変調方式の原理,特徴について説明できない.
評価項目3多重通信方式、スペクトル拡散変調の原理、特徴について正確に説明できる。多重通信方式、スペクトル拡散変調の原理、特徴について説明できる。多重通信方式、スペクトル拡散変調の原理、特徴について説明できない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (D) See Hide
学習・教育到達度目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
本講義では,アナログ・ディジタル通信システムについて解説する.各種変調方式を用いて情報伝送を行うための基礎理論について理解することを目標とする.
Style:
アナログ通信に加え、デジタル通信の変復調方式に重点を置いて、教科書を用いながら解説していく。自己学習が重要な科目であるので、予習復習をしっかりやりながら取り組むこと。
Notice:
前期に開講される「基礎通信工学」を受講していることが望ましい(受講の条件ではない).
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 導入と復習
本授業の位置付けを行い、基礎通信工学で学習した項目を復習する。
基礎通信工学での学習したことの概要を説明できる。
2nd 確率過程の基礎
通信システムにおける雑音の取り扱いにおいて重要な役割を果たす確率過程について説明する。
確率過程について基本的概念を説明できる。
3rd 振幅変調の雑音特性
雑音があるときの振幅変調方式のふるまいを説明する。
"復調信号の信号電力対雑音比について,各振幅変調方式別
に説明できる。
4th 周波数変調の雑音特性
雑音があるときの周波数変調方式のふるまいを説明する。
"周波数変調方式における復調信号の信号電力対雑音比を説
明できる。
5th ベースバンドディジタル変調
ディジタル変調について概説し、その一つであるベースバンドディジタル変調について説明する。
ベースバンドディジタル変調について説明できる。
6th ディジタル変調の雑音特性
白色ガウス雑音に対する特性を説明する。
雑音による信号の誤りについて説明できる。
7th 中間演習
これまでの内容を演習を通して復習し、理解を深める。
与えられた課題をやり遂げることができる。
8th 中間試験
60点以上を取得する。
4th Quarter
9th パスバンドディジタル変調(1)
信号空間解析と相関受信機について説明する。
通信システムの特性を解析でき、相関受信機による信号の判定方法を説明できる。
10th パスバンドディジタル変調(2)
2元、多元パルス振幅変調(PAM)について説明する。
PAM方式について説明できる。
11th パスバンドディジタル変調(3)
直行振幅変調(QAM)について説明する。
QAM方式について説明できる。
12th Phase Shift Keying(PSK)方式
PSK方式について説明する。
PSK方式について説明できる。
13th "Orthogonal Frequency Division
Multiplexing(OFDM)方式
OFDM方式について説明する。
OFDM方式について説明できる。
14th 多重通信方式
周波数分割多重(FDM)、時分割多重(TDM)について説明する。
多重通信について説明できる。
15th スペクトル拡散変調
PN符号を用いた直接系列変調(DSM)による拡散変調方式を説明する。
スペクトル拡散変調について説明できる。
16th 期末試験
60点以上を取得する。

Evaluation Method and Weight (%)

試験課題レポートTotal
Subtotal7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000