到達目標
(1) 班単位で実験を進めていくことで新たな問題にも実践的に対応し,高い協調性と指導力を習得する (B-3)、(E-1).
(2) 科学的報告書に必要な文章表現能力の習得を目指すため,各テーマごとに報告書を提出させる(G-1).
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 新たな問題に対して各人が高い協調性と指導力をもって,チームで実践的に対応できる. | 新たな問題に対して各人が協調性と指導力をもって,チームで実践的に対応できる. | 実験を遂行できない. |
評価項目2 | 正しい文章表現で実験結果をまとめ,提出期限を守って提出できる. | 正しい文章表現で実験結果をまとめることができる. | 実験結果を報告書にまとめることができない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (B)
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学習・教育目標 (E)
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学習・教育目標 (G)
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教育方法等
概要:
本科目では,今まで習得した電気電子工学の知識や技術について実験テーマを通じて理解・確認をしながら,能動的に新たな問題にも対応し,解決できる能力を習得することを目標とする.班単位で実験を進めていくことで,他人を思いやりながら,高い協調性と指導力を有する技術者の育成を目指す.また,各テーマごとに報告書を提出させ,科学的報告書に必要な文章表現能力の習得も目指す.電子回路関係は成枝が電気回路関係は廣田が担当する.
授業の進め方・方法:
注意点:
期限内に報告書の受け取りが完了されないと合格とならない.実験についての諸注意は第1週に指示する.既に履修した教科の内容が必要となることがあるので復習すること.点呼時の態度から実験室の清掃と器具の片付けまできちんと行う必要がある.
合格の対象としない欠席条件(割合) その他
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
実験緒注意 |
工学実験に関する諸注意ならびに各実験テーマごとの概略を理解できる.
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2週 |
D/Aコンバータの動作 |
D/AコンバータをFPGAを用いて動作させることができる.加えて,これらの諸特性を測定できる.
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3週 |
レポート整理とFM変復調回路の原理について理解 |
実験を行ったテーマについて,結果を検討し,報告書にまとめることが出来る.加えて,次テーマで用いる回路の原理を理解できる.
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4週 |
FM変復調回路 |
周波数変調回路と復調回路の動作と特性について理解し,諸特性を測定できる.
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5週 |
レポート整理 |
実験を行ったテーマについて,結果を検討し,報告書にまとめることが出来る.
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6週 |
Qメータ |
高周波における回路素子の諸特性を測定できる.
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7週 |
レポート整理 |
実験を行ったテーマについて,結果を検討し,報告書にまとめることが出来る.
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8週 |
マルチバイブレータの設計・製作Ⅰ |
マルチバイブレータ回路を設計できる.
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2ndQ |
9週 |
マルチバイブレータの設計・製作Ⅱ |
マルチバイブレータ回路を製作し,諸特性を測定できる.
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10週 |
レポート整理 |
実験を行ったテーマについて,結果を検討し,報告書にまとめることが出来る.
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11週 |
トランジスタ増幅回路設計I |
トランジスタの静特性を測定できる.加えて,RC結合型トランジスタ交流増幅回路を設計できる.
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12週 |
レポート整理 |
複数の設計値(各人の設計結果)を比較・検討出来る.
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13週 |
トランジスタ増幅回路設計II |
設計回路の試作,ならびに諸特性を測定できる.
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14週 |
レポート整理 |
実験を行ったテーマについて,結果を検討し,報告書にまとめることが出来る.
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15週 |
まとめと整理 |
実験のまとめと整理を行うことができる.
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16週 |
期末試験実施せず
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題レポート | 態度 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |