Introduction to Japanese Language and Communication

Course Information

College Akashi College Year 2023
Course Title Introduction to Japanese Language and Communication
Course Code 5502 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Electrical and Computer Engineering Computer Engineering Course Student Grade 5th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 河野哲也『レポート・論文の書き方入門 第4版』(慶應義塾大学出版会)、適宜プリントを配布する。
Instructor TANGE Atsuko

Course Objectives

(1) 実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
(2) 報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。
(3) 報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1問い合わせ・依頼の手紙・メールを効果的に作成できる。文書・メールの、項目・構成・レイアウトを適切に示すことができる。手紙・メールのレイアウトに難がある。
評価項目2PR文書・レジメ・論文の材料選択が適切である。PR文書・レジメ・論文に材料を示すことができる。PR文書・レジメ・論文の材料に不足がある。
評価項目3提案書・報告書・論文の構成・展開が適切・効果的である。提案書・報告書・論文に構成・展開が見られる。提案書・報告書・論文の構成・展開に難がある。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
エントリーシート・履歴書・レポート・論文など、目的の異なる様々な文章(文書) 表現について、それぞれの特徴や注意点等を概説する。各自、材料を事前に準備し、制限時間内で適切に書く練習を行い、明らかになった問題点を克服し、豊かで正しい表現力を獲得することを目的とする。
Style:
履歴書・PR文書・提案書・報告書・論文の基本的な作成方法・例示の講義と、その習熟・理解度を確認する設問に対する解答を授業内・授業外に作成・提出させ、評価する。
Notice:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要となる標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。
評価の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st オリエンテーション
1 授業の概要
2 テーマ・意図・構成・推敲について
文書作成に際して、箇条書き・符号・見出し・数値を用いて、適切にレイアウトできる。
2nd 履歴書・エントリーシート
1 データ部の書き方・自己PR部の書き方・材料収集・効果的表現(記号・構成など)
2 テーマ・事例の検討
各人の進路希望に沿った履歴書・エントリーシートを効果的に作成できる。
3rd 志望理由書・研究計画書
1 志望理由書について
2 研究計画書について
各人の希望進路に応じた志望理由と研究(キャリア)計画を適切な形式で効果的に作成できる。
4th 手紙・メール
1 手紙の書き方について
2 メールの書き方について
状況に応じた手紙・メールを作成することができる。
5th 小論文1
1 テーマ:社会問題・時事問題
2 材料収集・構成
各テーマに応じ、適切な材料を用いて、論理的・効果的に小論文を作成することができる。
6th 小論文2
1 テーマ:環境・科学技術
2 材料収集・構成
各テーマに応じ、適切な材料を用いて、論理的・効果的に小論文を作成することができる。
7th 報告書・レポート1
1 別記書き
2 図表・レイアウト
別記書きの形式で図表を効果的に用い、レイアウトに優れた報告書・レジメを作成することができる。
8th 報告書・レポート2
1 企画書・提案書
2 プレゼンテーション
企画書・提案書のレジメ・スライドを作成できる。効果的にプレゼンテーションできる。
2nd Quarter
9th テーマ別問題点の整理
1 内容面の問題点
2 表現面の問題点
テーマ設定・材料選択・表現技術に優れた各種文書の作成ができる。
10th アカデミックスキル
考え方・基礎的技術の整理
アカデミックスキルを理解し、自身の文章に反映することができる。
11th 研究テーマと問題設定
1 テーマ・問題の設定
2 自己分析
テーマを適切に設定し、有効な材料を用いて、文書を構成・展開できる。
12th 論文1
1 計画書
2 構成
説得力のある計画書を作成できる。論文全体の構成表を作成できる。
13th 論文2
1 表記上の注意
2 文献表
注記・引用・文献表を適切に書くことができる。
14th 論文3
1 調査・研究・意義
2 中間報告・審査会・質疑応答
研究方法を明瞭に示し、研究成果の見通しを示すことができる。中間発表・卒業研究発表までの明確な計画表を作成できる。
15th 課題と整理
1 問題点の課題と整理
2 まとめ
自身の研究計画を見直し、適切に改善できる。
16th 期末試験

Evaluation Method and Weight (%)

試験課題その他Total
Subtotal60400100
基礎的能力60400100
専門的能力0000
分野横断的能力0000