Course Objectives
(1)線型代数の諸概念を理解し、行列やベクトルに関する確実な計算を身につけいろいろな問題をこなせるようになること。
(2)微積分の諸概念を理解し、確実な計算を身につけいろいろな問題をこなせるようになること。
(3)抽象的枠組を具体的問題に適用する能力を獲得すること。
(4)適切な試験答案のつくりかたを身につけること。
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 線形代数の諸概念を十分理解し、行列やベクトルに関する確実な計算を身につけいろいろな問題を十分解くことができる。 | 線形代数の諸概念を理解し、行列やベクトルに関する確実な計算を身につけいろいろな問題を解くことができる。 | 線形代数の諸概念を理解できず、行列やベクトルに関する確実な計算を身につけいろいろな問題を解くことができない。 |
評価項目2 | 微積分の諸概念を十分理解し、確実な計算を身につけいろいろな問題を十分解くことができる。 | 微積分の諸概念を理解し、確実な計算を身につけいろいろな問題を解くことができる。 | 微積分の諸概念を理解できず、確実な計算を身につけていないのでいろいろな問題を解くことができない。 |
評価項目3 | 抽象的枠組を具体的問題に適用する能力を十分獲得している。 | 抽象的枠組を具体的問題に適用する能力を獲得している。 | 抽象的枠組を具体的問題に適用する能力を獲得できていない。 |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
高専で学習した数学に関して復習と問題演習をおこなう。多くの問題を解くことによって数学的能力を高め、さらに高度な数学に親しめる能力を身につけることを目標とする。付随的に、大学編入試験に臨む学生の受験対策の機会にもなるようにしたい。
Style:
講義と演習を軸に授業を進める。
Notice:
自分が必要となる範囲を自分自身で見定めて調べるように心がけ、講義の進行とは別に各自でどんどん学習を進めていくべきである。受け身の受講姿勢では編入試験対策として有効にはならないので注意。
評価の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
Characteristics of Class / Division in Learning
Course Plan
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Theme |
Goals |
2nd Semester |
3rd Quarter |
1st |
基礎数学の復習
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基本的な計算が出来る。
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2nd |
線形代数1 |
基本変形を用いた計算が出来る。
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3rd |
線形代数2 |
固有値、固有ベクトルに関する計算が出来る。
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4th |
線形代数3 |
一次独立性について理解し、判定できる。
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5th |
線形代数4 |
基底について理解し、計算できる。
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6th |
線形代数5
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行列の対角化ができる。
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7th |
線形代数6 |
線形代数の諸概念について理解し計算できる。
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8th |
1変数の微積分1 |
1変数関数の積分について理解している。
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4th Quarter |
9th |
1変数の微積分2 |
1変数関数の積分について理解している。
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10th |
多変数関数の微積分1 |
多変数関数の微分について理解している。
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11th |
多変数関数の微積分2 |
多変数関数の積分について理解している。
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12th |
多変数関数の微積分3 |
多変数関数の微積分について問題が解ける。
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13th |
微分方程式 |
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。定数係数2階線形微分方程式を解くことができる。
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14th |
総括 |
試験によりこれまでの学習内容を確認する。
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15th |
総括 |
振り返りを行う。
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16th |
期末試験
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Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 出席状況 | Total |
Subtotal | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 40 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |