概要:
本科目では、社会基盤施設を建設するための建設材料の特性を理解し、これらの材料を適切に選定し適用するための知識を得ることを目的とする。
授業の進め方・方法:
定期試験(60%)、演習・レポート(30%)、授業への取組み姿勢(10%)を総合的に判断して評価する。総合評価が60%以上あれば、建設材料に関する基礎的知識があると判断し、本科目の合格とする。レポートは、各建設材料の特性に対する理解度を確認する内容および履修上の注意を満たせる内容とする。
注意点:
さまざまな建設材料が出てくるので、必ず予習・復習をして整理・理解に努めること。また、身近な環境で、どのように建設材料が利用されているか発見に努めること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | 材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。 | 3 | 後1,後2,後7,後8 |
各種セメントの特徴、用途を説明できる。 | 3 | 後1,後2,後7,後8,後10,後14,後15 |
骨材の含水状態、密度、粒度、実積率を説明できる。 | 3 | 後3,後4,後7,後8 |
骨材の種類、特徴について、説明できる。 | 3 | 後3,後4,後7,後8,後10,後14,後15 |
混和剤と混和材の種類、特徴について、説明できる。 | 3 | 後5,後6,後7,後8,後14,後15 |
コンクリートの長所、短所について、説明できる。 | 3 | 後1,後3,後5,後7,後8,後9,後10,後11,後14 |
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。 | 3 | 後1,後3,後5,後7,後8,後9 |
耐久性に関する各種劣化要因(例、凍害、アルカリシリカ反応、中性化)を説明できる。 | 4 | 後10,後11,後13,後15,後16 |
コンクリート構造物の維持管理の基礎を説明できる。 | 4 | 後10,後11,後13,後15,後16 |
コンクリート構造物の補修方法の基礎を説明できる。 | 4 | 後10,後11,後13,後15,後16 |
コンクリート構造の種類、特徴について、説明できる。 | 3 | 後2,後4,後6,後7,後8,後10,後11,後14,後15,後16 |
施工・法規 | コンクリート工の目的と施工法について、説明できる。 | 3 | 後6 |