中国語

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 中国語
科目番号 0063 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 都市システム工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新谷秀明・王宇南:「読み書き話す 中国語の基本」朝日出版社.
担当教員 有川 けい

到達目標

① 中国語の発音をマスターし、基礎的な語彙と文法の規則を応用できるようにし、会話力と読解力を養うように目指します。
② 挨拶や日常会話など、身の回りの事を実用的な中国語で表現でき、簡単な中国語でコミュニケーションを取れることを目指します。
③ 中国人の考え方や生活習慣、中国文化に対する理解を深めていきます。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1中国語の発音をマスターし、基礎的な語彙と文法の規則を応用できるようにし、会話力と読解力を十分に養っている。中国語の発音をマスターし、基礎的な語彙と文法の規則を応用できるようにし、会話力と読解力を養っている。中国語の発音をマスターし、基礎的な語彙と文法の規則を応用できるようにし、会話力と読解力を養えていない。
評価項目2挨拶や日常会話など、身の回りの事を実用的な中国語で表現でき、簡単な中国語で十分にコミュニケーションを取ることができる。挨拶や日常会話など、身の回りの事を実用的な中国語で表現でき、簡単な中国語でコミュニケーションを取ることができる。挨拶や日常会話など、身の回りの事を実用的な中国語で表現でき、簡単な中国語でコミュニケーションを取ることができない。
評価項目3中国人の考え方や生活習慣、中国文化に対する理解を十分深めている。中国人の考え方や生活習慣、中国文化に対する理解を深めている。中国人の考え方や生活習慣、中国文化に対する理解を深めていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
中国語の初級から中級段階までの授業です。前期では、中国語標準語の発音や基礎語彙などを丁寧に学習し、また、プリント資料をあわせて学習することで、中国の社会文化についても触れます。後期では、日常生活に密着した平易な基礎文法や会話を学習します。
授業の進め方・方法:
① 事前に予習を行い、学習ポイント把握したうえで授業に臨むこと。
② 授業に積極的に参加すること。
③ 発声練習、会話練習にしっかり取り組むこと。
④ 予習時に生じた疑問や、授業中に理解できない事項は質問をすること。
注意点:
目標達成のため、次の自己学習が必要である。
① 学習ポイントを把握し授業の理解度を高めるため、予習を行うこと。
② 授業で学習した後に必ず復習を行うこと。
③ テキストの添付CDや音声ストリーミングURLを活用し、中国語の発音を自主的練習すること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第一課~第四課 発音の基礎(1)~(4) 表記の法則・声調・軽声・母音・子音など中国語の発音の基礎を学ぶ。
2週 第五課 発音の基礎(5) 第三声の連続による声調変化・半三声・r化音・隔音符号・簡単なあいさつ・数字の読み方・教室で使う言葉を学ぶ。
3週 第六課 はじめまして、よろしくお願いします。 人称代名詞・動詞「是」・名前のたずね方、言い方を学ぶ。
4週 第七課 私は図書館に行きます。 動詞述語文・副詞「也」・文末の語気助詞「吧」を学ぶ。
5週 第八課 中国の緑茶はとてもおいしい。 指示代詞・「的」を使って名詞を修飾する・形容詞述語文を学ぶ。
6週 第九課 郵便局は遠いですか? 数字の読み方と書き方・量詞・反復疑問文を学ぶ。
7週 第十課 あなたはどこに行きますか? 名詞の後ろに置く「呢」・疑問詞を使った疑問文・連動文を学ぶ。
8週 復習と中間テスト
既習内容を復習する。
2ndQ
9週 第十一課 病院は銀行の隣にある。 方位詞・存在を表す「在」を学ぶ。
10週 第十二課 あなたは電子辞書を持っていますか? 存在を表す「有」・所有を表す「有」を学ぶ。
11週 第十三課 あなたの誕生日は何月何日ですか? 年月日の言い方・曜日の言い方・時刻の言い方を学ぶ。
12週 第十四課 私は一番出口であなたを待ちます。 前置詞「从」、「到」、「在」、「离」などを学ぶ。
13週 第十五課 私はあなたより一歳年上です。 疑問詞「多」・年齢のたずね方・比較の表現を学ぶ。
14週 第十六課 彼女は熱が出ました。 完了や変化を表す「了」・没(有)+動詞を学ぶ。
15週 前期総まとめ
復習と質問応答を実施する。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 第十七課 あなたは何をしていますか? 動作、行為の進行を表す・状態の持続を表す・主述述語文を学ぶ。
2週 第十八課 あなたは故宮に行ったことがありますか? 動作の回数や数量の表し方などを学ぶ。
3週 第十九課 私はダイエットをしたい。 選択疑問文・助動詞「想」、「要」、「得」を学ぶ。
4週 第二十課 公園の中で魚釣りができますか? 助動詞「可以」、「会」、「能」を学ぶ。
5週 第二十一課 このスカートはいくらですか? 「又~又…」、「既~又…」・お金の数え方・動詞の重ね型と「一下」を学ぶ。
6週 第二十二課 私は教室をきれいに掃除したいです。 結果補語・副詞「就」・「把」構文を学ぶ。
7週 第二十三課 あなたはいつ中国に来たのですか? 「是…的」・方向補語を学ぶ。
8週 復習と中間テスト
既習内容を復習する。
4thQ
9週 第二十四課 私は先生に叱られた。 受け身文・「有」の連動文を学ぶ。
10週 第二十五課 買えるはずです。 存現文・可能補語を学ぶ。
11週 第二十六課 母は私に実家に帰って新年を迎えるように言った。 「快…了」・原因、理由を表す「因为~所以…」などを学ぶ。
12週 第二十七課 あなたは中国語を話すのがますます上手になってきた。 様態補語・「虽然~,但(是)…」を学ぶ。
13週 第二十八課 あなたが成功するように祈ります。 兼語文・副詞「再」・二重目的語を取る動詞を学ぶ。
14週 後期総まとめ
復習と質問応答を実施する。
15週 後期総まとめ
復習と質問応答を実施する。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。4
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。4
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。4
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。4
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。4
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。4
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。4
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。4
他者の意見を聞き合意形成することができる。4
合意形成のために会話を成立させることができる。4
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。4
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。4
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。4
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。4
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。4
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。4
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。4
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる4
複数の情報を整理・構造化できる。4
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。4
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。4
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。4
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。4
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。4
事実をもとに論理や考察を展開できる。4
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。4
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。4
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。4
目標の実現に向けて計画ができる。4
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。4
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。4
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。4
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。4
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。4
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。4
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。4
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。4
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。4
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている4
法令やルールを遵守した行動をとれる。4
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。4
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。4
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。4
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。4
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。4
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。4
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。4
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。4
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。4
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。4
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。4

評価割合

定期試験小テスト平常点合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000