概要:
エントリーシート・履歴書・レポート・論文など、目的の異なる様々な文章(文書) 表現について、それぞれの特徴や注意点等を概説する。各自、材料を事前に準備し、制限時間内で適切に書く練習を行い、明らかになった問題点を克服し、豊かで正しい表現力を獲得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
履歴書・PR文書・提案書・報告書・論文の基本的な作成方法・例示の講義と、その習熟・理解度を確認する設問に対する解答を授業内・授業外に作成・提出させ、評価する。
注意点:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要となる標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション 1 授業の概要 2 テーマ・意図・構成・推敲について |
文書作成に際して、箇条書き・符号・見出し・数値を用いて、適切にレイアウトできる。
|
2週 |
履歴書・エントリーシート 1 データ部の書き方・自己PR部の書き方・材料収集・効果的表現(記号・構成など) 2 テーマ・事例の検討 |
各人の進路希望に沿った履歴書・エントリーシートを効果的に作成できる。
|
3週 |
志望理由書・研究計画書 1 志望理由書について 2 研究計画書について |
各人の希望進路に応じた志望理由と研究(キャリア)計画を適切な形式で効果的に作成できる。
|
4週 |
小論文1 1 テーマ:地域貢献・インターンシップ・環境 2 材料収集・構成 |
各テーマに応じ、適切な材料を用いて、論理的・効果的に小論文を作成することができる。
|
5週 |
小論文2 1 テーマ:経済・科学技術 2 材料収集・構成 |
各テーマに応じ、適切な材料を用いて、論理的・効果的に小論文を作成することができる。
|
6週 |
報告書・レポート1 1 別記書き 2 図表・レイアウト |
別記書きの形式で図表を効果的に用い、レイアウトに優れた報告書・レジメを作成することができる。
|
7週 |
テーマ別問題点の整理1 1 内容面の問題点 2 表現面の問題点 |
テーマ設定・材料選択・表現技術に優れた各種文書の作成ができる。
|
8週 |
中間試験
|
|
2ndQ |
9週 |
テーマ別問題点の整理2 1 テーマの背景 2 問題の進展性 |
テーマ・問題を有効に設定し、論文の序章を適切に作成できる。
|
10週 |
報告書・レポート2 1 企画書・提案書 2 プレゼンテーション |
企画書・提案書のレジメ・スライドを作成できる。効果的にプレゼンテーションできる。
|
11週 |
研究テーマと問題設定 1 テーマ・問題の設定 2 自己分析 |
テーマを適切に設定し、有効な材料を用いて、文書を構成・展開できる。
|
12週 |
論文1 1 計画書 2 構成 |
説得力のある計画書を作成できる。論文全体の構成表を作成できる。
|
13週 |
論文2 1 表記上の注意 2 文献表 |
注記・引用・文献表を適切に書くことができる。
|
14週 |
論文3 1 調査・研究・意義 2 中間報告・審査会・質疑応答 |
研究方法を明瞭に示し、研究成果の見通しを示すことができる。中間発表・卒業研究発表までの明確な計画表を作成できる。
|
15週 |
課題と整理 1 問題点の課題と整理 2 まとめ |
自身の研究計画を見直し、適切に改善できる。
|
16週 |
期末試験
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 代表的な金属やプラスチックなど有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて説明できる。 | 3 | |
洗剤や食品添加物等の化学物質の有効性、環境へのリスクについて説明できる。 | 3 | |
物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。 | 3 | |
水の状態変化が説明できる。 | 3 | |
物質の三態とその状態変化を説明できる。 | 3 | |
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。 | 3 | |
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。 | 3 | |
pHを説明でき、pHから水素イオン濃度を計算できる。また、水素イオン濃度をpHに変換できる。 | 3 | |
ダニエル電池についてその反応を説明できる。 | 3 | |
鉛蓄電池についてその反応を説明できる。 | 3 | |
一次電池の種類を説明できる。 | 3 | |
二次電池の種類を説明できる。 | 3 | |
電気分解反応を説明できる。 | 3 | |
電気分解の利用として、例えば電解めっき、銅の精錬、金属のリサイクルへの適用など、実社会における技術の利用例を説明できる。 | 3 | |
ファラデーの法則による計算ができる。 | 3 | |
化学実験 | 化学実験 | 実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。 | 3 | |
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。 | 3 | |
測定と測定値の取り扱いができる。 | 3 | |
有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。 | 3 | |
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 | 3 | |
ガラス器具の取り扱いができる。 | 3 | |
基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 | 3 | |
試薬の調製ができる。 | 3 | |
代表的な気体発生の実験ができる。 | 3 | |
代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。 | 3 | |