到達目標
測量学Ⅰ、Ⅱおよび測量実習、測量演習Ⅰ、Ⅱの学習内容を踏まえ、地形測量、写真測量、誤差論を説明できるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
地形測量 | 十分に、地形測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 地形測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 地形測量について理解し、器具を使って測量できない。 |
写真測量 | 十分に、写真測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 写真測量について理解し、器具を使って測量できる。 | 写真測量について理解し、器具を使って測量できない。 |
誤差論 | 十分に、誤差論について理解し、測量データを適切に取扱い計算できる。 | 誤差論について理解し、測量データを適切に取扱い計算できる。 | 誤差論について理解し、測量データを適切に取扱い計算できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (D)
説明
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学習・教育到達度目標 (H)
説明
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教育方法等
概要:
測量学Ⅰ、Ⅱおよび測量実習、測量演習Ⅰ、Ⅱの学習内容を踏まえ、地形測量、写真測量、誤差論について実習・演習・講義を行う。
授業の進め方・方法:
地形測量は実習形式で行う。 写真測量は演習形式で行う。 誤差論は講義形式で行う。 提出課題(50%)、取組み(20%)、定期試験(30%)を総合して評価し、60%以上を合格とする。
注意点:
測量学Ⅰ・Ⅱ、測量実習、測量演習Ⅰ、Ⅱの内容をよく復習すること。また、本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習および課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が90時間に相当する学習内容である。 合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
地形測量(1) 平板による細部測量を実習形式にて行う。第1回 |
区域の大小、順序、方法、目的および法律による分類について、説明できる。測量体系(国家基準点等)を説明できる。
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2週 |
地形測量(2) 平板による細部測量を実習形式にて行う。第2回 |
器機の取り扱いを理解し、地形測量の方法を説明できる。トラーバース測量における種類、手順および方法について、説明できる。
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3週 |
地形測量(3) 平板による細部測量を実習形式にて行う。第3回 |
器機の取り扱いを理解し、地形測量の方法を説明できる。トラーバース測量における種類、手順および方法について、説明できる。
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4週 |
地形測量(4) 平板による細部測量を実習形式にて行う。第4回 |
器機の取り扱いを理解し、地形測量の方法を説明できる。トラーバース測量における種類、手順および方法について、説明できる。
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5週 |
地形測量(5) トータルステーションによる細部測量を実習形式にて行う。第1回 |
光波・電波による距離測量を説明できる。
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6週 |
地形測量(6) トータルステーションによる細部測量を実習形式にて行う。第2回 |
トータルステーションによる地形測量の方法を説明できる。
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7週 |
地形測量(7) トータルステーションによる細部測量を実習形式にて行う。第3回 |
トータルステーションによる地形測量の方法を説明できる。
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8週 |
地形測量(8) トータルステーションによる細部測量を実習形式にて行う。第4回 |
トータルステーションによる地形測量の方法を説明できる。
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4thQ |
9週 |
写真測量(1) 空中写真を用いた比高測定を反射実体鏡、視差測定桿により行う。第1回 |
写真測量の原理や方法について、説明できる。等高線の性質とその利用について、説明できる。
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10週 |
写真測量(2) 空中写真を用いた比高測定を反射実体鏡、視差測定桿により行う。第2回 |
写真測量の原理や方法について、説明できる。等高線の性質とその利用について、説明できる。
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11週 |
写真測量(3) 判読基準カードの解説を行い、選択した写真の判読を行う。 |
写真測量の原理や方法について、説明できる。等高線の性質とその利用について、説明できる。
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12週 |
測量における誤差 観測誤差について誤差の種類、性質および分類につい て解説する。 |
誤差の種類、分類および性質について説明できる。
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13週 |
最小二乗法の原理 誤差の生じる確率と最確値の意味について述べ,最小 二乗法の原理ならびに算術平均・重量平均について解 説する。 |
最小二乗法の原理を説明でき、これを考慮した計算が できる。
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14週 |
独立直接観測値の最確値と精度 独立直接観測値の精度について確率誤差と中等誤差の 考え方を用いて解説する。 |
観測値の精度が説明でき、その指標となる確率誤差、中東誤差(平均二乗誤差)等を計算できる。
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15週 |
誤差伝播1観測の平均二乗誤差が既知である時,観測値の関数 であるところの未知量の値にはそれらの誤差がどのよ うに影響するかについて解説する。 重み伝播 互いに独立な直接観測値の関数である未知量の重みに ついて,重み伝播の一般式を誘導し,実測事例の解説 を行う。 |
誤差伝播の一般式、重み伝播の式を説明でき、各観測の誤差の影響を評価できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 提出課題 | 演習 | 試験 | 取組み | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 0 | 30 | 20 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 10 | 10 | 0 | 0 | 40 |
専門的能力 | 30 | 0 | 20 | 10 | 0 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |