情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 4213 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 都市システム工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 渡部 守義

到達目標

1)文書作成ソフトウェアを使い資料作成ができる。
2)表計算ソフトウェアを使いデータの管理、演算および可視化ができる。
3)文書作成、表計算ソフトウェアを用い課題に対して適切なレポートを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文書作成ソフトウェアを課題に対し適切な資料作成ができる文書作成ソフトウェアを使い資料作成ができる文書作成ソフトウェアを使い資料作成ができない
評価項目2表計算ソフトウェアを使い課題に対し適切な表計算及びグラフを作成することができる表計算ソフトウェアを使い表計算及びグラフを作成することができる表計算ソフトウェアを使い表計算及びグラフを作成することができない
評価項目3文書作成、表計算ソフトウェアを用い課題に対して適切なレポートを作成できる文書作成、表計算ソフトウェアを用いレポートを作成できる文書作成、表計算ソフトウェアを用いレポートを作成できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目では文章作成、表計算ソフトウェアを用いた演習を通じて、レポート作成や科学技術論文作成に必要な基本的な知識と能力を習得する。
授業の進め方・方法:
授業はe-learningポータルを活用した演習形式で行う。
注意点:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習および課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が90時間に相当する学習内容である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンスとコンピュータの基本操作 情報倫理・情報セキュリティに関する理解度を確認するとともに、科目目標を説明でき、コンピュータの基本操作ができる。
2週 文書作成(1)基本操作 文章作成ソフトウェアの基本操作ができる。
3週 文書作成(2)図の描画 文書作成ソフトウェアを用いて図の描画ができる。
4週 文書作成(3)文章と図 図表入りの文章を作成できる。
5週 表計算(1)基本操作とデータ形式 表計算ソフトウェアの基本操作ができ、データ形式を理解できる。
6週 表計算(2)四則演算 表計算ソフトウェアを用いた四則演算ができる。
7週 表計算(3)Excel関数 基本的なExcel関数を用いて計算ができる。
8週 表計算(4)グラフ 表計算ソフトウェアを用いてグラフを作成できる。
4thQ
9週 表計算(5)Excel関数とグラフ 水準測量結果を表計算ソフトで整理、グラフ化ができる。
10週 表計算(6)Excel関数による回帰分析 Excel関数を用いた回帰分析ができる。
11週 表計算(7)Excel関数とフロチャート 条件分岐などのExcel関数を用いた計算ができる。また、プログラミングに必要なフローチャートを作成できる。
12週 表計算(8)まとめとExcel VBA これまでの演習課題の補足を行い理解度を深めるとともに、Excel VBAの仕組みを理解する。
13週 レポート作成(1) 課題に対する適切なオープンデータを入手し、表計算ソフトにまとめることができる。
14週 レポート作成(2) レポート作成(1)のデータの、相関関係を分析、グラフ化することができる。
15週 レポート作成(3) 文章作成ソフトウェアを用いて、レポートしてレポート作成(1)(2)の成果をまとめることができる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3後1,後13,後14,後15
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。2後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。2後1,後2,後5,後13
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。2後1,後13
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3後1
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3後1,後13
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3後1
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3後1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後13,後14,後15
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後13,後14,後15
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3後13,後14,後15
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2後13,後14,後15
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2後13,後14,後15
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2後15
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる1後13,後14
複数の情報を整理・構造化できる。1後13,後14
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。1後14,後15
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。2後15

評価割合

試験演習課題発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合405010000100
基礎的能力0000000
専門的能力405010000100
分野横断的能力0000000