建設材料Ⅰ

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 建設材料Ⅰ
科目番号 4215 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 都市システム工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:図説 わかる材料-土木・環境・社会基盤施設をつくる    監修 宮川豊章、編者 岡本享久、学芸出版社参考書:図書館などにある建設材料に関する書籍
担当教員 武田 字浦

到達目標

社会基盤施設を建設するための建設材料の特性について理解し、建設の際に適切な材料を選定し適用できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1社会基盤施設を建設するための建設材料の特性について理解し、建設の際に適切な材料を選定しさまざまな条件を考慮しながら適用できる社会基盤施設を建設するための建設材料の特性について理解し、建設の際に適切な材料を選定できる社会基盤施設を建設するための建設材料の特性について理解し、適切な材料を建設の際に選定し適用できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目では、社会基盤施設を建設するための建設材料の特性を理解し、これらの材料を適切に選定し適用するための知識を得ることを目的とする。
授業の進め方・方法:
定期試験(60%)、演習・レポート(30%)、授業への取組み姿勢(10%)を総合的に判断して評価する。総合評価が60%以上あれば、建設材料に関する基礎的知識があると判断し、本科目の合格とする。レポートは、各建設材料の特性に対する理解度を確認する内容および履修上の注意を満たせる内容とする。
注意点:
さまざまな建設材料が出てくるので、必ず予習・復習をして整理・理解に努めること。また、身近な環境で、どのように建設材料が利用されているか発見に努めること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 都市の構造物を構成する建設材料 都市を構成する建設材料について説明できる
2週 建設材料の物理的性質 建設材料の物理的性質について説明できる
3週 建設材料の品質と規格 建設材料の品質と規格について説明できる
4週 建設材料 演習1-1 学習した建設材料についての特性を理解できる
5週 都市を構成する構造物 都市を構成する構造物について説明できる
6週 鋼材の役割と特徴 鋼材の役割と特徴について説明できる
7週 鋼材の種類と製造・加工方法 鋼材の種類と製造・加工方法について説明できる
8週 建設材料 演習1-2 学習した建設材料についての特性を理解できる
2ndQ
9週 アスファルトの種類と性質 アスファルトの種類と性質について説明できる
10週 アスファルトの用途 アスファルトの用途について説明できる
11週 建設材料Ⅰ 演習1-3 学習した建設材料についての特性を理解できる
12週 コンクリート概論、フレッシュコンクリート コンクリートを構成する材料、フレッシュコンクリートの性質について説明できる
13週 硬化コンクリートの力学的特性 硬化コンクリートの力学的性質について説明できる
14週 硬化コンクリートの物理的特性 硬化コンクリートの物理的性質について説明できる
15週 コンクリートの配合設計 コンクリートの配合設計ができる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野材料材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
鋼材の種類、形状を説明できる。3前4,前6,前7,前8
鋼材の力学的性質(応力-ひずみ関係、降伏強度、引張強度、弾性係数等)を説明できる。3前4,前6,前7,前8
コンクリートの長所、短所について、説明できる。3前5,前12,前13,前14,前16
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。3前5,前12,前13,前14,前16
配合設計の手順を理解し、計算できる。3前15,前16
フレッシュコンクリートに求められる性質(ワーカビリティー、スランプ、空気量等)を説明できる。3前12,前16
硬化コンクリートの力学的性質(圧縮強度、応力-ひずみ曲線、弾性係数、乾燥収縮等)を説明できる。3前13,前14,前16
プレストレストコンクリートの特徴、分類について、説明できる。3前5
コンクリート構造の種類、特徴について、説明できる。3前4,前5,前8
施工・法規コンクリート工の目的と施工法について、説明できる。3前12,前16
型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れについて、説明できる。3前12,前16
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
合意形成のために会話を成立させることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

試験演習・レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603001000100
基礎的能力30100100050
専門的能力3020000050
分野横断的能力0000000