概要:
古典物理学の代表的な分野である力学,熱力学,電磁気学の初歩(力学はサイエンスIIIA(後期)からの続き)について講義する.また,後期には力学測定の実験も行う.
授業の進め方・方法:
平素の授業では講義を行い,その中で演習課題や小テストも課す.また,実験を行う授業(2回)も設ける.
注意点:
一つ一つの知識(法則を特定の状況に適用した結果)を暗記的に(個別に)覚えようとするのではなく,それらをまとめた法則そのものを理解すること(法則を具体的な状況に適用できるようになることを含む)を意識して学習すること.また,種々の法則の相互の関係にも注意して体系を理解するように努めること.
任意提出課題などにより加点を行うことがあり,受講態度などにより減点を行うことがある.
実験の日程については実験室の使用状況などにより変更され得る.
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 角運動量を求めることができる。 | 3 | 前4,前5,前6 |
角運動量保存則について具体的な例を挙げて説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6 |
一様な棒などの簡単な形状に対する慣性モーメントを求めることができる。 | 3 | 前7,前9,前10 |
剛体の回転運動について、回転の運動方程式を立てて解くことができる。 | 3 | 前7,前9,前10 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |