前期開講の「フランス語-1」からの応用と発展を目指す。具体的な水準としては以下の4点である。1.フランス語の簡単な表現を理解し、発音できること。2.規則動詞と不規則動詞を現在時制で活用(それぞれの人称に合わせて変化させること)ができること。3.名詞の数や性別に応じて変化する表現(冠詞・形容詞など)の仕組みを理解すること。4.簡単な文の意味を考えたり、簡単な文を作ったりできるようになること。
概要:
前期の内容を振り返りながら、前期よりも少し高度な文法事項などを学んでいく。確かに初級文法には暗記すべき事項は多いが、後期の内容はあくまでも前期の内容を踏まえたものであるから、復習に力を入れることにより、運用能力は徐々に備わるものである。学生の積極的な参加を期待している。
授業の進め方・方法:
文法・語彙の説明後、練習問題の演習や基本表現の暗唱などを通してフランス語運用能力の習得を目指す。教科書から離れて、フランス文化や社会について学ぶ機会も設ける。
連絡員:北川千穂
注意点:
外国語の学習には,学習者が本来持っているコミュニケーション能力と想像力を最大限に駆使することが大切であるため,授業への積極的な参加が必要である。また,予習より復習に時間を割いて欲しいと考えている。
評価の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
前期の学習事項の復習、後期学習へ向けてのウォームアップ |
前期の学習内容を踏まえて、平易なフランス語を書いたり、話したりできる。
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2週 |
第7課 食事について話そう! |
朝食のメニューについて話すことができる。動詞prendreを使うことができる。フランス料理について説明することができる。
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3週 |
第8課 旅行に出かけよう! |
行く場所について話すことができる。移動手段について話すことができる。近い未来の文を使うことができる。
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4週 |
第9課 天候について話そう! |
天候の表現を使って話すことができる。
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5週 |
第9課 時刻と所要時間を言ってみよう! |
時刻と所要時間を言うことができる。
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6週 |
第10課 比較してみよう! |
比較の表現を使うことができる。
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7週 |
第11課 買い物をしてみよう! |
100までの数字を使うことができる。買い物の合計を言うことができる。
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8週 |
第11課までの振り返り |
後期第7週までに学習した内容を使って、話すことができる。
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4thQ |
9週 |
第11課 道を尋ねてみよう! |
命令形が使える。道案内をすることができる。
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10週 |
第12課 1日の行動を説明してみよう! |
代名動詞の現在形を使って文を作ることができる。
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11週 |
第12課 1日の行動を説明してみよう! |
自分の普段の1日の行動について話すことができる。
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12週 |
第13課 習慣について話してみよう! |
フランス人の習慣について話すことができる。動詞pouvoirを使うことができる。
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13週 |
第14課 旅行中にしたことを話してみよう!(1) |
助動詞を使った複合過去の作り方を理解し、使うことができる。
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14週 |
第14課 旅行中にしたことを話してみよう!(2) |
助動詞を使った複合過去の作り方を理解し、使うことができる。
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15週 |
第14課と第15課のまとめ |
第12課で学んだ「1日の行動」を踏まえて、自分が前日にした行動を話すことができる。
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16週 |
期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | 後2,後3,後4 |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | 後2,後3,後4 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | 後8,後16 |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | 後8 |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | 後8,後16 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | 後1 |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | 後2,後3 |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | 後2,後3 |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | 後4,後5,後13 |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | 後6,後7,後14 |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | 後9,後10,後15 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | 後10,後11,後12,後13,後14 |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 2 | 後10,後11,後12,後13,後14 |