社会基盤マネジメント

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 社会基盤マネジメント
科目番号 0020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 都市システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 施工管理学(友久誠司、竹下治之:コロナ社)
担当教員 友久 誠司

到達目標

(1)建設工事における基本的・応用的技術や工法を理解し、説明できる(D-2、E-1)
(2)建設工事における環境配慮や運営管理に関する基本的な考え方や知識を習得し、説明できる(D-2、E-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建設工事における基本的・応用的技術や工法を理解し説明できる建設工事における基本的技術や工法を理解し説明できる建設工事における基本的技術や工法を理解し説明できない
評価項目2建設工事における環境配慮や運営管理に関する基本的・応用的知識を説明できる建設工事における環境配慮や運営管理に関する基本的知識を説明できる建設工事における環境配慮や運営管理に関する基本的知識を説明できない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目では社会基盤施設の建設工事における基本的・応用的技術や工法の理論を理解することを目的とする。また,建設工事における環境配慮や運営管理に関する基本的な考え方や知識を修得する。
授業の進め方・方法:
注意点:
授業に集中して、ノートをしっかりとること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概論
学習する。
土木工事全般についての概要、環境影響評価及び設計と入札等について理解できる
2週 施工計画のための試験と調査
施工計画の立案にあたり、前もって行う地質調査や地盤調査について学習する。
施工計画のための試験と調査について理解できる
3週 建設機械
ブルドーザーやショベル系掘削機械など各種施工機械の特徴と施工能力について学習する。
ブルドーザーやショベル系掘削機械など各種施工機械の特徴と施工能力について理解できる
4週 土工(1)
土量配分など土工計画にあたっての基礎的知識を学習する。
土量配分など土工計画にあたっての基礎的知識を説明できる
5週 土工(2)
土砂掘削と運搬などについて、施工機械の種類や方法とその特徴について学習する。
土砂掘削と運搬などについて、施工機械の種類や方法とその特徴について説明できる
6週 土工(3)
盛土と締固めおよび浚渫と埋め立てなどについて、工法の種類や特徴について学習する。
盛土と締固めおよび浚渫と埋め立てなどについて、工法の種類や特徴について説明できる
7週 基礎工(1)
基礎工法を行う時の共通事項について学習し、浅い基礎の種類と特徴について学習する。
基礎工法を行う時の共通事項について学習し、浅い基礎の種類と特徴について説明できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 基礎工(2)
深い基礎の施工方法の種類と特徴について学習する。
深い基礎の施工方法の種類と特徴について説明できる
10週 地盤改良工法(1)
地盤改良を必要とする地盤および地盤改良の原理について解説する。
地盤改良を必要とする地盤および地盤改良の原理について説明できる
11週 地盤改良工法(2)
地盤改良工法の種類と特徴について学習する。
地盤改良工法の種類と特徴について説明できる
12週 コンクリート工法(1)
を学習する。
型枠や支保工などコンクリートの施工時に必要な知識について説明できる
13週 コンクリート工法(2)
施工の際に特別な配慮を要するコンクリート工法について学習する。
施工の際に特別な配慮を要するコンクリート工法について説明できる
14週 施工管理(1)
施工管理の目的や種類、方法などを学習し、ネットワーク式工程管理方法を学習する。
施工管理の目的や種類、方法などを学習し、ネットワーク式工程管理方法について説明できる
15週 施工管理 (2)
ネットワーク式工程管理を演習する。
ネットワーク式工程管理の演習ができる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。2
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。2
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。2
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。2
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。2
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。2
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。2
事実をもとに論理や考察を展開できる。2
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力2000100030
専門的能力6000100070
分野横断的能力0000000