グローバルスタディーズ入門

Course Information

College Akashi College Year 2018
Course Title グローバルスタディーズ入門
Course Code 0011 Course Category General / Compulsory
Class Format Seminar Credits School Credit: 1
Department Architecture Student Grade 1st
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 特に指定せず。必要に応じ資料を配布。
Instructor ARAKAWA Hironori,

Course Objectives

1.世界に(そして日本国内にも)さまざまな文化や歴史があることを理解・実感し,自国・自民族の文化を相対的な視点で捉えることができる。
2.国際社会におけるコミュニケーションがどのように行われているかを理解し,自分がどのようなコミュニケーション態度・レベルを目指すべきか,具体的な目標を決めることができる。
3.コスモポリタン,特に国際的技術者に必要な素養は何かを考え,自分なりの意見を持つ。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国内外には多様な文化が併存することを理解し,自国・自民族の文化を相対的な視点で捉えることができる。 国内外に多様な文化が併存することを理解している。民族・文化の概念を十分理解していない。
評価項目2国際・異文化コミュニケーションの必要性と現状を理解し,自分自身の問題として捉え,自分に必要なコミュニケーションスキルを具体的にイメージできる。国際・異文化コミュニケーションの現状を理解している。国際社会における異文化コミュニケーションの必要性と現状を理解できていない。
評価項目3コスモポリタン,特に国際的技術者に必要な素養は何かを考え,自分なりの意見を持ち、大いに討論できる。コスモポリタン,特に国際的技術者に必要な素養は何かを考え,自分なりの意見を持ち、その表現が出来る。コスモポリタン,特に国際的技術者に必要な素養は何かを考え,自分なりの意見を持っていない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (A) See Hide
学習・教育到達度目標 (B) See Hide
学習・教育到達度目標 (E) See Hide

Teaching Method

Outline:
いくつかのトピックを通じ,「国際化」「グローバル化」とはどのような状況であるかを理解する。また,国際化に伴う諸問題を認識し,それにどう対処すべきかを考える。さまざまな意味で「多様な」社会で生きる「コスモポリタン」としての素養を身に付ける。
Style:
いくつかのテーマにつき,講義とグループ討議を交互に行う。
Notice:
「知ること」だけでなく,討議などを通じて「考え・悩むこと」も求めるので,受講生各人が積極的に参加すること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 国際人とは? 「国際的な視野」「国際感覚」「グローバルに活躍」といった言葉が具体的にどのようなことを指すのか考え,問題意識を高める。
2nd 民族と文化 「○○人」とはどのように定義できるのかを考え,「民族」の概念を理解する。ナショナリズムのイメージを掴む。
3rd 言語の役割 コミュニケーションの基本ツールである「言葉」の特徴を理解する。母語が異なる人々の意思疎通の特質を考える。
4th 国際化と英語 英語の「国際語」としての現状を認識する。ノンネイティブはどう英語に接するべきか自分の意見を持つ。
5th グローバル化と多言語化 ディスカッションを通じて国際コミュニケーションに求められる素養とは何かを考え,自分なりの意見を持つ。
6th 民族・文化の共存をめぐる諸問題(1) 在日コリアンなどのマイノリティに関わる諸問題に対する理解を深め,複数民族・文化の併存のあり方を考える。
7th 民族・文化の共存をめぐる諸問題(2) 同上
8th レポート作成 講義前半を振り返り,理解や問題意識を整理する。
4th Quarter
9th 民族・文化の共存をめぐる諸問題(3) 第7週と同じ
10th 国際秩序と安全保障(1) 国際紛争はなぜ起きるのか,また,どのように予防・解決されるのかを,世界の軍備の現状とともに理解する。
11th 国際秩序と安全保障(2) 同上
12th 国際秩序と安全保障(3) 同上
13th グローバル経済と国際ビジネス(1) 経済活動が国境を超えて行われる背景を理解する。また,企業が国際的に活動する際の諸問題を理解する。
14th グローバル経済と国際ビジネス(2) 同上
15th まとめ:国際人とは? 討議を通じて全講義を振り返り,各人の「コスモポリタン」像を確認する。
16th 期末試験 (実施せず)

Evaluation Method and Weight (%)

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal801001000100
基礎的能力801001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000