建築意匠A

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 建築意匠A
科目番号 0033 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:佐藤直樹, ASYL 「レイアウト、基本の「き」」コンパクト建築設計資料集成と建築のしくみ(1年設計1と同じ)その他:授業中に配布する資料に従って授業を進める
担当教員 東野 アドリアナ

到達目標

情報検索と収集ができる。目標の実現に向けて自らを律して行動できる。立体的の表現(透視投象、模型)ができる。ソフトウェアを用い、画像を編集できる。ソフトウェアを用い、建築の各種図面の意味を理解し、描けること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
建築意匠の基礎概念を習得良くできる出来る出来ない
ソフトウェア(Adobe CS)の基本操作を理解良くできる出来る出来ない
図面作成に必要な構図・表現技法良くできる出来る出来ない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
20世紀名住宅建築の図面と模型をつくることから建築意匠の基礎概念を習得する。ソフトウェア(Adobe CS)の基本操作を理解し、図面作成に必要な構図・表現技法が演習課題を通じてスキルを身につる。
授業の進め方・方法:
演習課題を通して、建築表現技術を身につける。模型製作、AdobeCS系ソフトを利用して建築を2次元(図面上)で表現する。
注意点:
本科目は、授業外での学修時間が単位数に含む、各課題の製作には十分な 時間を確保し、提出期限に遅れないよう注意する。 合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業進行の説明  20世紀名住宅課題説明 (情報4) 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。目標の実現に向けて自らを律して行動できる。
2週 レイアウトの基本:文字  ラフを作る (情報4) ソフトウェアを用い、文字のレイアウトを作成できる。
3週 20世紀名住宅 外観スケッチ提出 (情報4) 立体的の表現(透視投象)ができる。
4週 20世紀名住宅 外観スケッチ図面スキャン、Photoshop編集(情報4) ソフトウェアを用い、画像を編集できる。
5週 20世紀名住宅 illustratorを用いて図面作成(情報4) ソフトウェアを用い、建築の各種図面の意味を理解し、描けること。
6週 20世紀名住宅 illustratorを用いて図面作成(情報4) ソフトウェアを用い、建築の各種図面の意味を理解し、描けること。
7週 20世紀名住宅 模型を作成(情報4) 各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。
8週 前期中間試験
建築家紹介動画発表
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。
2ndQ
9週 20世紀名住宅 模型提出 写真撮影 (情報4) 模型の撮影、写真の編集ができる
10週 20世紀名住宅 図面提出 図面スキャン、Photoshop編集 (情報4) 模型の撮影、写真の編集ができる
11週 20世紀名住宅 模型提出 写真撮影 (情報4) 模型の撮影、写真の編集ができる
12週 20世紀名住宅 模型提出 写真撮影 (情報4) 模型の撮影、写真の編集ができる
13週 20世紀名住宅 本作成 (情報4) チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。目標の実現に向けて計画ができる。
14週 20世紀名住宅 本作成 (情報4) チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。目標の実現に向けて計画ができる。
15週 20世紀名住宅 本作成 (情報4) チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。目標の実現に向けて計画ができる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図製図用具の特性を理解し、使用できる。5前3,前4,前5,前6,前9,前10
線の描き分け(3種類程度)ができる。5前3,前4,前5,前6,前9,前10
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。5前3,前4,前5,前6,前9,前10
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。5前3,前4,前5,前6,前9,前10
図面の種類別の各種図の配置を理解している。5前3,前4,前5,前6,前9,前10
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。5前3,前4,前5,前6,前9,前10
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。5前3,前4,前5,前6,前9,前10
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。5前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。5前7,前9
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。1
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。1
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。1
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。1
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。1前13,前14,前15
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。1
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。5前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前13,前14,前15
建築における形態(ものの形)について説明できる。5前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前13,前14,前15

評価割合

課題試験発表態度合計
総合評価割合855100100
基礎的能力00000
専門的能力8550090
分野横断的能力0010010