建築設計演習ⅡA

Course Information

College Akashi College Year 2018
Course Title 建築設計演習ⅡA
Course Code 0037 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Seminar Credits Academic Credit: 2
Department Architecture Student Grade 2nd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 日本建築学会編、「コンパクト建築設計資料集成」
Instructor MOTOZUKA Tomoki

Course Objectives

1)線の描き分け(3種類程度)ができ, 建築の各種図面の意味を理解し、描くことができる。
2)図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。
3)与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。
4)与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1的確な線種をもちい、的確に図面の意味を理解している。線を描き分け、図面の意味を理解している。線の描き分けができておらず、図面の意味を理解していない。
評価項目2すみずみまで正確な寸法、縮尺で描くことができる。寸法、縮尺を意識して描くことができる。正確な寸法、縮尺で描くことができない。
評価項目3的確に動線・ゾーニングのエスキスができる。不都合なく動線・ゾーニングのエスキスができる。動線、ゾーニングを適切にエスキスできない。
評価項目4的確に各種図面を描くことができる。不都合なく各種図面を描くことができる。各種図面を正しく書くことができない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (F) See Hide
学習・教育到達度目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
小規模な建築物の設計をおこなう。学習目標:基本動作がもつスケールと空間構成の理解。基本的な設計方法、建築図面の描き方、表現法の会得。計画的側面:ゾーニング、動線計画の理解。構造的側面:ラーメン構造の理解。
Style:
演習形式。学生がエスキスや製図図面を描いていく各段階に、各自の図面を一人ずつチェックし、どのようにすればよりよくなるか具体的に指導する。
Notice:
建物の見学や建築関連図書などを通じて建築に対する関心を高め、独自な発想を育成するとともに、建築設計に関する基礎的手法や態度を自主的に学びとること。提出期限を厳守。期限後の提出については減点する。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st オリエンテーション。 次週の現地見学の前に、おおよその計画内容が理解できる。
2nd 敷地見学。建設場所を決めるために、敷地調査をおこなう。現地調査レポート作成。 現地において、どこに、どのようなものを建てるか思い描くことができる。
3rd 現地調査レポートの発表と講評。建設予定地および決定理由を発表。 他学生の発表を聞き、設計のポイント、敷地の読み解き方など良いところを取り入れることができる。
4th エスキス作業。諸室の性質とその配置。動線計画。外部との関係。エスキス提出。 動線、ゾーニング、外部空間との関係を考慮してエスキスをすることができる。
5th 提出されたエスキスをもとに、学生を個人指導する。 エスキスをどのように直せば良くなるかを理解できる。
6th 図面制作1。図面のレイアウトの検討と下書き作業。 図面をどのように配置すれば、見る者に分かりやすくなるか考えることができる。
7th 図面制作2。図面の書き順の指導。細部の検討。 建築的表現に向けて想像力を働かせることができる。
8th 図面制作3。配置図、平面図、断面図、スケッチ、設計趣旨。 構想した建築空間を、製図に表現することができる。
2nd Quarter
9th 図面の完成および提出。 期日内に図面を完成させることができる。
10th 第1課題の講評と即日設計課題説明。 計画内容を理解できる。
11th 即日設計。 時間内に計画をたて、必要図面を完成させることができる。
12th 即日設計の講評と第2課題(コンペ)の課題説明。コンペの解説。レイアウトやプレゼン手法について。 自分の作品の魅力を伝えることができる。コンペとは何か理解できる。
13th 資料収集(グループ単位)。設計の考え方、敷地選定、アプローチの検討。全体での報告・共有。 参考となる資料の調べ方が理解できる。課題内容に沿った資料を探すことができる。
14th エスキス作業。エスキス提出。 立体的な空間構成を幾種類も思い描き、試行錯誤することができる。
15th 図面作成1。エスキスの講評および各学生を個別に指導する。図面レイアウトの検討と下書き作業 構想した建築空間を、製図に表現することができる。
16th 期末試験実施せず

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオ演習課題その他Total
Subtotal0100200700100
基礎的能力0100200700100
専門的能力00000000