到達目標
1)建築空間が地理的環境、構造・機能、建築技術によって形作られていることを説明できる
2)人体寸法や身の回りの寸法、単位寸法などについて説明することができる
3)歴史的建造物の保存活用や建物の持続可能なしくみ
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建築空間が地理的環境、構造・機能、建築技術によって形作られていることを系統立てて説明できる | 建築空間が地理的環境、構造・機能、建築技術によって形作られていることを説明できる | 建築空間が地理的環境、構造・機能、建築技術によって形作られていることを説明できない |
評価項目2 | 人体寸法や身の回りの寸法、単位寸法などについて具体的に説明することができる | 人体寸法や身の回りの寸法、単位寸法などについてある程度説明することができる | 人体寸法や身の回りの寸法、単位寸法などについて説明することができない |
評価項目3 | 歴史的建造物の保存活用や建物の持続可能なしくみについて、具体例をあげながら説明できる | 歴史的建造物の保存活用や建物の持続可能なしくみについて説明できる | 歴史的建造物の保存活用や建物の持続可能なしくみについて説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
気候、風土、歴史、文化など、建築がその土地が持つ様々な要素から形作られてきたことを知り、建築に対する多角的なものの見方や建物を計画する上で必要な基礎知識を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
主に授業はスライドを用いた講義とグループワークやディスカッションにより進める。課題やレポートの提出やクラス内でのファイル共有のためGoogle Classroomを利用する。
注意点:
普段から身の回りの環境に関心を持ち、人の行為と空間との関係などを良く観察するようにすること。課題に取り組むときは、しっかりと情報収集して、自分の意見を入れること。
合格の対象としない欠席条件(割合): 1/3以上の欠課
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション
|
本授業の進め方や評価方法、目標を理解し、人に説明することができる
|
2週 |
空間の形態(1):地理的環境と形態 |
気候や風土、歴史や文化などから形作られてきた建築の特徴について説明することができる
|
3週 |
空間の形態(2):機能や構造と形態 |
構造や機能から形作られてきた建築の特徴について説明することができる
|
4週 |
空間の形態(3):建築技術・安全性と形態 |
技術の進化に伴い大量生産により生み出された建築の特徴について説明することができる
|
5週 |
寸法と規模の計画(1):人体寸法・動作寸法 |
自分自身の体の寸法を把握し、その寸法を使って身近なものの寸法を測ることができる
|
6週 |
寸法と規模の計画(2):身の回りの寸法 |
身近な空間を実測し図面化することができる
|
7週 |
寸法と規模の計画(3):単位空間の寸法・寸法のシステム |
モデュールや単位空間の寸法について説明できる
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
空間の形態(4):美しさ・象徴性と形態 |
美しいとされる比例関係や対称性、バランスなどを説明することができる
|
10週 |
人間の知覚と行動(1):知覚の特性 |
人間の知覚の特性について説明できる
|
11週 |
人間の知覚と行動(2):色彩 |
色彩計画で考慮すべき事柄を挙げて説明することができる
|
12週 |
人間の知覚と行動(3):心理的環境と形態 |
人間の心理を生かした計画手法について説明することができる
|
13週 |
住宅の見学(1) |
和館と洋館の違いに違いについて説明できる
|
14週 |
住宅の見学(2) |
和館と洋館の違いに違いについて説明できる
|
15週 |
建物の保存と活用 |
建物の保存活用の現状について理解することができる
|
16週 |
期末試験 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験・小テスト | レポート・課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 10 | 20 |
専門的能力 | 40 | 30 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 10 | 10 |