概要:
気候、風土、歴史、文化など、建築がその土地が持つ様々な要素から形作られてきたことを知り、建築に対する多角的なものの見方や建物を計画する上で必要な基礎知識を身につけることを目標とする。なお、この科目は現在、事務所を主宰し、建築計画や地域計画などに従事している教員が、その経験を活かし最新の計画手法や事例紹介を交えながらについて講義・演習形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
主に授業は事前に取り組むレポートと、それを踏まえた授業中のグループディスカッション、スライドを用いた説明による。
注意点:
この授業に求められるのは、普段から身の回りの環境に関心を持ち、人の行為と空間との関係などを良く観察するようにすること、および授業への積極的な参加である。また、専門書を読んだり、インターネットや書籍を調べてまとめたりするなど、時間外の課題にも取り組む必要がある。合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 現代社会における都市計画の課題の位置づけについて説明できる。 | 1 | |
街路計画の手法と理念について説明できる。 | 2 | |
景観形成・風景計画、用途・形態規制の仕組みについて説明できる。 | 1 | |
モデュールについて説明できる。 | 4 | |
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。 | 4 | |
建築計画・設計の手法一般について説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | |