科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 図学
科目番号 0059 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリントVectorWorks2014ベーシックマスター
担当教員 工藤 和美

到達目標

立体的な発想とその表現(正投象)ができる。
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1立体的な発想とその表現(正投象)が的確にできる。立体的な発想とその表現(正投象)ができる。立体的な発想とその表現(正投象)ができない。
評価項目2ソフトウェアを用い、各種建築図面を的確に作成できる。ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
三次元空間を二次元(平面)に表現する能力を養う。二次元空間表現より三次元空間をイメージできる能力を養う。2次元CADの基本操作を習得する。
授業の進め方・方法:
授業内容に即した演習問題を行いながら、図形科学について理解できるように進める。CADは平面図・立面図。断面図の作図を行いながら習得する。
注意点:
欠席をしないで、授業中の演習問題に取り組むこと。課題については、進捗に合わせて各自て取り組むこと。できる限り授業中に理解・習得し、課題に取り組むように心がけてほしい。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 正投象の概念について、点と直線と跡 立体的な発想とその表現(正投象)ができる。正投象が理解できる。
2週 平面の跡と副投象、平面上の点と直線 平面の正投象が作図できる。
3週 直線の傾角と実長、平面と直線との交点 平面と直線の正投象が作図できる。
4週 立体の作図、立体と直線との交点 立体の正投象が作図できる。
5週 立体の接平面、立体の切断 複数の立体の正投象が作図できる。
6週 相貫体、陰影 複数の立体の正投象が作図できる。立体の陰影が理解できる。
7週 陰影 立体の陰影が表現できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 情報と図形に関するCAD概念の理解と基本操作の習得 ソフトウェアを用い、建築図面作成の基礎が理解できる。
10週 2次元図形の作図 各種平面図形とその合成等の作図ツールの習得、通り芯、壁、柱を描く ソフトウェアを用い、平面図を作成できる。
11週 建築平面図の作成 間仕切り壁、開口部を描く ソフトウェアを用い、平面図を作成できる。
12週 建築平面図の作成 内外部建具を描く、造作線、シンボルの配置 ソフトウェアを用い、平面図を作成できる。
13週 建築立面図の作成 ソフトウェアを用い、立面図を作成できる。
14週 建築断面図の作成 曲面状の 壁の作図と建具詳細 ソフトウェアを用い、断面図を作成できる。
15週 建築平面図・立面図・断面図の作成 寸法,部屋名を記入,提出 ソフトウェアを用い、断面図を作成できる。作成した建築図面を変更し完成させることができる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。4
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。3
建築における形態(ものの形)について説明できる。3

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合85150000100
基礎的能力0000000
専門的能力85150000100
分野横断的能力0000000