Introduction to Physics

Course Information

College Akashi College Year 2020
Course Title Introduction to Physics
Course Code 0075 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Architecture Student Grade 4th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 小暮陽三 編集:「高専の応用物理」、森北出版株式会社
Instructor KAKUNO Yoshinori

Course Objectives

(1)力学の三法則を理解して,実際の問題を考えることができる
(2)力学における保存則を理解する
(3)質点系、剛体の運動に関する問題を解くことができる

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1力学の三法則を理解して,実際の問題を適切に考えることができる力学の三法則を理解して,実際の問題を考えることができる力学の三法則を理解して,実際の問題を適切に考えることができない
評価項目2力学における保存則を十分理解する力学における保存則を理解する力学における保存則を十分理解できない
評価項目3質点系、剛体の運動に関する問題を適切に解くことができる質点系、剛体の運動に関する問題を解くことができる質点系、剛体の運動に関する問題を解くことができない

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (D) See Hide

Teaching Method

Outline:
力学の基本および質点系、剛体の力学について講義を行う。質点の運動の捉え方や基礎的な力学の法則について学び、力学の考え方について学習する。
Style:
講義形式
Notice:
物理学に関する知識を覚えるのではなく、基本的な考え方を理解することに重点を置いて学習すること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に 必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 速度と加速度
質点の位置ベクトルと速度、加速度との関係について説明する。
速度と加速度の概念を説明できる。
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。
2nd 運動の法則
運動の三法則について説明する。
慣性の法則について説明できる。
作用と反作用の関係について説明できる。
運動の法則について説明できる。
3rd 慣性力
慣性系と非慣性系、慣性力について説明する。
運動方程式を用いた計算ができる。
簡単な運動について微分方程式の形で運動方程式を立て、初期値問題として解くことができる。
4th エネルギー
力学的エネルギーの保存則について説明する。
仕事と仕事率に関する計算ができる。
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。
5th 質点系の力学1
二体問題について説明する。
二体問題について説明できる。
6th 質点系の力学2
質点系の運動量と重心について説明する。
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。
7th 演習問題1
力学の基本、質点系の力学についての演習
力学の基本、質点系の力学についての問題を解くことができる。
8th 中間試験
4th Quarter
9th 質点系の力学3
質点系の運動量の保存則について説明する。
運動量保存則について理解し、様々な物理量の計算に利用できる。
10th 質点系の力学4
質点系の角運動量と角運動量の保存則について説明する。
質点系の角運動量と角運動量の保存則について説明できる。
11th 剛体の力学1
回転軸の周りの回転運動について説明する。
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。
12th 剛体の力学2
慣性モーメントおよびその計算方法について説明する。
一様な棒などの簡単な形状に対する慣性モーメントを求めることができる。
13th 剛体の力学3
回転しながら並進運動する物体について説明する。
剛体の回転運動について、回転の運動方程式を立てて解くことができる。
14th 剛体の力学4
同上
剛体の回転運動について、回転の運動方程式を立てて解くことができる。
15th 前期のまとめ
剛体の力学についての演習
剛体の力学についての問題を解くことができる。
16th 期末試験

Evaluation Method and Weight (%)

試験レポート相互評価Total
Subtotal60400100
基礎的能力0000
専門的能力60400100
分野横断的能力0000