建築工学実験

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 建築工学実験
科目番号 0077 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 日本建築学会:「建築材料実験用教材」、日本建築学会野口貴文ほか『ベーシック建築材料』彰国社
担当教員 荘所 直哉,角野 嘉則

到達目標

(1)木材、コンクリートや鋼材の機械的性質に関する材料実験の目的や方法が理解できる。
(2)木材、鉄筋コンクリート梁や鉄骨梁の力学的性質に関する構造実験の目的や方法が理解できる。
(3)実験の目的・方法・結果等を踏まえてレポートの作成ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1材料実験の目的や方法を十分に理解している。材料実験の目的や方法を理解している。材料実験の目的や方法を理解していない。
評価項目2構造実験の目的や方法を十分に理解している。構造実験の目的や方法を理解している。構造実験の目的や方法を理解していない。
評価項目3実験レポートの要件(目的、方法、結果等)を十分に満足している。実験レポートの要件(目的、方法、結果等)を満足している。実験レポートの要件(目的、方法、結果等)を満足していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 学習・教育到達度目標 (D) 学習・教育到達度目標 (G)

教育方法等

概要:
主要構造材料としての木材やコンクリートや鋼材(鉄筋)の材料的・構造的特性を実験を通して学ぶ。木材や骨材の材料実験、コンクリートの調合設計、強度試験、鉄筋コンクリート梁の載荷実験、H型鋼の載荷実験などを行う。また、建築の材料・設計・施工・測量等に関する課題研究によりそれらの理解を深める。
授業の進め方と授業内容・方法:
実験毎に目的、方法、結果のまとめ等について説明する。実験はグループ単位で実施するが、レポートは各自作成することとする。提出されたレポートはルーブリックに基づく評価を行う。また、課題研究にて演習も行う。
なお、本授業は複数教員担当方式で実施する。
注意点:
講義と実験を関連づけて理解すること。定められた試験方法を的確に行なうこと。実験データは各自で記録・保管し、レポートに反映させること。授業には電卓を持参すること。安全に留意し、実験に相応しい服装や態度であること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/5以上の欠課

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 概要説明
実験計画・日程などについて説明する。
実験の目的や意義、及び安全管理について理解できる。
2週 実験1(1)
実験1(鉄筋引張試験)説明
鉄筋引張試験の目的、方法、結果の表示が理解できる。
3週 実験1(2)
実験1(前半)、課題研究(後半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
4週 実験1(3)
実験1(後半)、課題研究(前半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
5週 実験2(1)
実験2(H型鋼の曲げ実験)説明
H型鋼の曲げ実験の目的、方法、結果の表示が理解できる。
6週 実験2(2)
実験2(前半)、課題研究(後半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
7週 実験2(3)
実験2(後半)、課題研究(前半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
8週 実験レポートの作成
実験を行ったテーマについて、結果を検討し、レポートにまとめる。
修正や追加の支持を検討・理解し、より効果的でわかりやすいレポートにまとめることができる。
9週 実験3(1)
実験3(木材の圧縮と曲げ実験)説明
木材の圧縮と曲げ曲げ実験の目的、方法、結果の表示が理解できる。
10週 実験3(2)
実験3(前半)、課題研究(後半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
11週 実験3(3)
実験3(後半)、課題研究(前半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
12週 実験4(1)
実験4(砂及び砂利のふるい分け試験)説明
骨材のふるい分け試験の目的、方法、結果の表示が理解できる。
13週 実験4(2)
実験4(前半)、課題研究(後半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
14週 実験4(3)
実験4(後半)、課題研究(前半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
15週 実験レポートの作成
実験を行ったテーマについて、結果を検討し、レポートにまとめる。
修正や追加の支持を検討・理解し、より効果的でわかりやすいレポートにまとめることができる。
16週 期末試験実施せず
後期
1週 調合設計
骨材のコンクリートの調合設計について説明する。
JASS5に基づく調合設計の方法が理解できる。
2週 実験5(1)
実験5(コンクリートのスランプ試験・空気量試験・打設)説明
コンクリートのスランプ試験・空気量試験・打設の目的、方法、結果の表示が理解できる。
3週 実験5(2)
実験5(前半)、課題研究(後半) 試験体の製作
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
4週 実験5(3)
実験5(後半)、(前半) 試験体の製作
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
5週 実験6(1)
実験6(コンクリートの圧縮・引張試験)説明
コンクリートの圧縮・引張強度試験の目的、方法、結果の表示が理解できる。
6週 実験6(2)
実験6(前半)、課題研究(後半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
7週 実験6(3)
実験6(後半)、課題研究(前半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
8週 実験レポートの作成
実験を行ったテーマについて、結果を検討し、レポートにまとめる。
修正や追加の支持を検討・理解し、より効果的でわかりやすいレポートにまとめることができる。
9週 実験6(1)
実験6(鉄筋コンクリート梁の試験体作成)説明
鉄筋コンクリート梁の試験体作成の目的、方法が理解できる。また、実験結果の理論的な予測や結果の取りまとめ方法について理解できる。
10週 実験6(2)
実験6(前半)、課題研究(後半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
11週 実験6(3)
実験6(後半)、課題研究(前半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
12週 実験7(1)
実験7(鉄筋コンクリート梁の載荷実験)説明
鉄筋コンクリート梁の載荷実験の目的、方法、結果の表示が理解できる。
13週 実験7(2)
実験7(前半)、課題研究(後半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
14週 実験7(3)
実験7(後半)、課題研究(前半)
グループ活動として実験を実施できる。実験結果のまとめや課題研究を進めることができる。
15週 実験レポートの作成
実験を行ったテーマについて、結果を検討し、レポートにまとめる。
修正や追加の支持を検討・理解し、より効果的でわかりやすいレポートにまとめることができる。
16週 期末試験実施せず

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。3
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。3
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。3
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3
専門的能力分野別の工学実験・実習能力建築系分野【実験・実習能力】建築系【実験実習】実験の目的と方法を説明できる。4
建築に用いる構造材料(例えば木、コンクリート、金属など)の物理的特性を実験により明らかにすることができる。4
実験結果を整理し、考察できる。4
実験の目的と方法を説明できる。4
構造材料(例えば木、コンクリート、金属など)によるいずれかの構造形式(ラーメン、トラスなど)の試験体を用い、載荷実験を行い、破壊形状と変形の性状を観察することができる。4
実験結果を整理し、考察できる。4
建築生産で利用されている測量(例えば、レベル、トランシット、トータルステーション、GPS測量など)について機器の取り扱いができる。4
測量の結果を整理できる。4

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力0000000
専門的能力01000000100
分野横断的能力0000000