建築史Ⅱ

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 建築史Ⅱ
科目番号 0086 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Michael Fazio 他 「A World History of Architecture」 Laurence King Publishing 参考図書:陣内 秀信他著「図説 西洋建築史」彰国社、日本建築学会「西洋建築史図集」彰国社
担当教員 東野 アドリアナ

到達目標

1)講義では西洋史上の建築理念と造形に限定するが、それを通して世界の建築が多様な理念のもとで制作されてきたことを理解する。
2)歴史的には建築制作とは創造主の世界の制作を手助けすることと考えられてきた。そこに制作一般の倫理を読み取ることで、現代社会における制作の意義を理解する。
3)近代技術以前の自然材を加工し建設してきた技術を学び、現在の構造技術との対比のなかで、その限界性と未来への可能性を理解する。
建築史2では西洋建築史について学ぶだけではなく、異文化を実感し、留学した気持ちで講義を楽しむ。復習教材としてスライドはネットでも確認できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
古代の西洋建築様式古代西洋の建築様式の特徴が説明が良くできる古代西洋の建築様式の特徴が説明ができる古代西洋の建築様式の特徴が説明ができない
中世の西洋建築様式中世の西洋建築様式の特徴が説明が良くできる。中世の西洋建築様式の特徴が説明ができる。中世の西洋建築様式の特徴が説明が良くできない。
近世の西洋建築様式の特徴が説明できる。近世の西洋建築様式の特徴が説明が良くできる近世の西洋建築様式の特徴が説明ができる近世の西洋建築様式の特徴が説明ができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B), 学習・教育到達度目標 (C), 学習・教育到達度目標 (H)

教育方法等

概要:
建築史2では古代から近世までの西洋建築について講義する。講義の特色は豊富な映像教材とバイリンガル(英/日)の解説です。ビジュアルに西洋建築のイメージを掴んでもらう。また理念を表現する造形とそれを成立させる技術も合わせて講義する。映像が中心のため英語力が特別に高くなくても良い。単語と映像を直接的に結ぶ方法で、建築史の専門用語を身につけてください。
授業の進め方と授業内容・方法:
建築史2では古代から近世までの西洋建築について講義する。講義の特色は豊富な映像教材とバイリンガル(英/日)の解説です。ビジュアルに西洋建築のイメージを掴んでもらう。また理念を表現する造形とそれを成立させる技術も合わせて講義する。映像が中心のため英語力が特別に高くなくても良い。単語と映像を直接的に結ぶ方法で、建築史の専門用語を身につけてください。
注意点:
2学年で修得した日本建築史を念頭において、西洋建築を理解してほしい。作品を知ることが大切。講義では作品の紹介は限られるので、図書館の西洋建築史関係の書籍を利用して欲しい。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 Pre-historic and Ancient Architecture
前史・古代文明の建築:前史時代古代メソポタミア・エジプトの宗教と建築。
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。
2週 Architecture of Ancient Greece 1
古代ギリシアの建築と造形理念
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。
3週 Architecture of Ancient Greece 2
ギリシャ神殿建築の変遷と古典期の神殿
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。
4週 Ancient Roman Architecture
古代ローマの建築:大空間の建設、植民都市の形態の意味と住居、フォラム、闘技場、バシリカ、劇場など都市施設
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。
5週 Roman Houses ,Domus, Insula and Villa and cities
古代ローマの住居: 各階級の住居とそれぞれの平面構成、意匠 とローマの都市計画、施設、ローマ人の生活スタイル
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。
6週 Early Christian and Byzantine Architecture
初期キリスト教建築とビザンチン建築の理念と造形:バジリカ形式教会の成立、ペンデンティブドーム、ハギア・ソフィア大会堂
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。
7週 Islam Architecture
イスラム建築の理念と造形: モスクと宮殿の構成、グラナダの大モスクとアルハンブラ宮殿
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。
8週 レポート提出:西洋建築史の様式を調べる
9週 Carolingian Renaissance and Romanesque Architecture
ローマ帝国滅後のシャルレマグヌよる文化・教育改革と修道院建築の誕生。ロマネスクの語義、ヴォールト構造の改良
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。
10週 The Gothic Experiment :”The French Style”
フランス・ゴッシク建築の技術と造形: ゴシック教会堂の社会的役割、様式、構造の仕組み、光の象徴性と高さへの志向
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。
11週 The Gothic Experiment: England, Germany, Italy
イギルス、ドイツとイタリアのゴッシク建築の技術と造形
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。
12週 Early Renaissance
イタリア初期ルネサンス: 建築家の誕生、ブルネルレスキとフィレンツェ大会堂ドームの技術、アルベルティの建築造形論
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。
13週 High Renaissance: The Grandeur of Rome
イタリア盛期ルネサンスとマニエリスム:ブラマンテのテンピェット、ミケランジェロの非古典的な意匠と独創性
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。
14週 Baroque: Harmony and Spectacle
バロク建築:サン・カルロ教会堂の造形、サン・ピエトロ大寺の建設過程、ローマ・カソリックと絶対王政の建築
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。
15週 Rococo: The Flowering of Late Baroque
バロク建築;16世紀から18世紀のフランス、ドイツ、スペインへの広がりと作品紹介
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。
16週 西洋建築史年表提出

評価割合

レポート1レポート2shortTest合計
総合評価割合305020000100
基礎的能力0000000
専門的能力305020000100
分野横断的能力0000000