建築インターンシップ

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 建築インターンシップ
科目番号 0088 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 A全

到達目標

主として建築関連の一般企業または官公庁、NPOなどでの技術体験を通じて、実践的技術感覚を会得すること、社会の中での技術者としてのあり方を学ぶ。そして、技術体験で得た成果を学習に活かすことが本科目の狙いである。目標は次の2 点である。
1)実習先の企業等で協調的に活動し、実際の技術活動の一部を体験すること
2)体験的に学んだ事柄を視聴覚教材などを用いて、効果的に報告出来ること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実習先の企業等で技術活動の一部を協調的に行うことができる実習先の企業等で技術活動の一部を行うことができる実習先の企業等で技術活動の一部を行うことができない
評価項目2体験的に学んだ事柄を視聴覚教材などを用いて、効果的に報告出来ること体験的に学んだ事柄を視聴覚教材などを用いて報告出来ること体験的に学んだ事柄を視聴覚教材などを用いて報告出来ない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (G) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 主として建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験を通じて、社会の中での技術者としてのあり方を学ぶ。また、体験で得た成果を学習に活かすことが本科目の狙いである。本科目の学習・教育目標は次の3 点である。(1) 実習先の企業等での活動を体験すること(2) 配属された職場で協調して活動できること(3) 体験的に学んだ事柄をスライドなどを用いて、効果的に報告出来ること
授業の進め方・方法:
建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどに赴き、技術体験をする。
体験的に学んだことをスライドなどを用いて、報告する。
注意点:
建築インターンシップ要領を熟読し、4 年生担任と緊密に連絡を取り合うこと。
期間中は、積極的に技術等の習得に努めるとともに、服装、言葉使い等、建築インターンシップ生に相応しいものであること。
実習は実働10日以上、及び80時間以上とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス(履修上の注意・インターンシップ先でのマナーなどの注意点)
インターンシップの進め方について理解する
2週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
3週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
4週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
5週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
6週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
7週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
8週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
2ndQ
9週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
10週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
11週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
12週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
13週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
14週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
15週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
16週 期末試験実施せず
後期
3rdQ
1週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
2週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
3週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
4週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
5週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
6週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
7週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
8週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
4thQ
9週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
10週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
11週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
12週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験
実習先の企業等で実習をおこなう
13週 建築関連の一般企業または官公庁、大学、NPOなどでの技術体験 実習先の企業等で実習をおこなう
14週 建築インターンシップ報告会の準備
建築インターンシップ報告会のためのスライドを作成する
15週 建築インターンシップ報告会(後期の適当な時期に行う)
建築インターンシップ報告を行う
16週 期末試験実施せず

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3

評価割合

報告書・日誌・感想文証明書報告会合計
総合評価割合303040100
基礎的能力300030
専門的能力030030
分野横断的能力004040