Soil and Foundation Mechanics

Course Information

College Akashi College Year 2019
Course Title Soil and Foundation Mechanics
Course Code 0101 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Architecture Student Grade 5th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 畑中宗憲、加倉井正昭、鈴木比呂子 共著「新版 建築基礎構造」 東洋書店新社
Instructor

Course Objectives

1. 基礎と地盤の関係,地盤特性や基礎構造の役割を説明できる。
2. 土の組成や地中水との関連性を説明できる。
3. 地盤内応力を説明できる。
4. 基礎形式の種類や変遷を説明できる。
5. 直接基礎の設計概要を説明でき,地盤支持力や沈下量を計算できる。
6. 杭基礎の分類と施工法を理解し,設計概要を説明できる。
7. 擁壁の設計概要を説明できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基礎と地盤の関係,地盤特性や基礎構造の役割を十分に説明できる。基礎と地盤の関係,地盤特性や基礎構造の役割を説明できる。基礎と地盤の関係,地盤特性や基礎構造の役割を説明できない。
評価項目2土の組成や地中水との関連性を十分に説明できる。土の組成や地中水との関連性を説明できる。土の組成や地中水との関連性を説明できない。
評価項目3地盤内応力を十分に説明できる。地盤内応力を説明できる。地盤内応力を説明できない。
評価項目4基礎形式の種類や変遷を十分に説明できる。基礎形式の種類や変遷を説明できる。基礎形式の種類や変遷を説明できない。
評価項目5直接基礎の設計概要を説明でき,地盤支持力や沈下量を十分に計算できる。直接基礎の設計概要を説明でき,地盤支持力や沈下量を計算できる。直接基礎の設計概要を説明でき,地盤支持力や沈下量を計算できない。
評価項目6杭基礎の分類と施工法を理解し,設計概要を十分に説明できる。杭基礎の分類と施工法を理解し,設計概要を説明できる。杭基礎の分類と施工法を理解し,設計概要を説明できない。
評価項目7擁壁の設計概要を十分に説明できる。擁壁の設計概要を説明できる。擁壁の設計概要を説明できない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (D) See Hide
学習・教育到達度目標 (F) See Hide
学習・教育到達度目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
建築物の基礎は地盤の上に建てられている。上部構造からの荷重を安全に支持し、地盤に伝達するための重要な構造である。本講義では建物を支える地盤についての基礎的な知識及び直接基礎、杭基礎の設計の基本的な考え方を学習する。なお、この科目は設計事務所にて建築物の構造設計を実施している教員が、その経験を活かし、最新の設計法等について講義形式で授業を行うものである。
Style:
講義形式の座学を中心として進めるが,適宜,演習形式を含めながら授業を進める。
Notice:
本科目は、授業で保障する学習時間と、予習・演習レポート及び試験の復習等に必要な標準的自己学習時間の総計は、90時間に相当する学習内容である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 基礎構造と地盤
基礎と地盤の関係、地盤の育成や特性について説明する。
建物荷重の地盤への応力伝達・仕組みを説明する。
基礎と地盤の関係,地盤特性や基礎構造の役割を説明できる。
2nd 土の基本的性質と地下水
土の組成、分類や性質を説明する。
地中の水と各種地盤の関連性について説明する。
土の組成や地中水との関連性を説明できる。
3rd 地盤内応力―圧縮・圧密とせん断強さ
有効圧力、間隙水圧と地中応力等について説明する。
地盤内応力を説明できる。
4th 地盤内応力―物理的性質と各試験方法
砂質土や粘性土の内部摩擦角や粘着力について説明する
地盤内応力を説明できる。
5th 地盤内応力―土圧
主動・静止・受動土圧等について説明する
地盤内応力を説明できる。
6th 地盤調査・地盤改良
地盤調査の目的と種類を説明する
地盤改良の目的(沈下・液状化等)と種類を説明する。
地盤調査の目的と種類を説明する
7th 基礎形式の変遷・演習
日本での伝統的な基礎形式から現代の住宅基礎形式への変遷を説明する。
土・地盤の物理的・力学的性質に関する演習
基礎形式の種類や変遷を説明できる。
8th 中間試験
第1~7週の授業内容に関して試験を行う。
4th Quarter
9th 直接基礎の設計(1)
直接基礎の設計概要を説明する。
直接基礎の設計概要を説明でき,地盤支持力や沈下量を計算できる。
10th 直接基礎の設計(2)
地盤支持力計算について説明する。
直接基礎の設計概要を説明でき,地盤支持力や沈下量を計算できる。
11th 直接基礎の設計(3)
沈下量について説明する
直接基礎の設計概要を説明でき,地盤支持力や沈下量を計算できる。
12th 杭基礎の設計(1)
杭の分類と施工法
杭基礎の分類と施工法を理解し,設計概要を説明できる。
13th 杭基礎の設計(2)
杭設計法の概要を説明する
杭基礎の分類と施工法を理解し,設計概要を説明できる。
14th 擁壁の設計
擁壁の設計概要を説明する
擁壁の設計概要を説明できる。
15th 建築基準法における基礎及び地盤の規定・演習
施行令38条及びその他関連告示等を説明する。
直接基礎と杭基礎の設計に関する演習
直接基礎と杭基礎を設計することができる。
16th 期末試験

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他課題レポートTotal
Subtotal500000050100
基礎的能力00000000
専門的能力500000050100
分野横断的能力00000000