建築設備B

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 建築設備B
科目番号 0103 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 建築設備 大塚雅之著 市ヶ谷出版社、配布資料
担当教員 平石 年弘

到達目標

授業計画:第1~7週:空調設備、電気設備の各設備の概要に関して必要な基礎知識を得る。空調設備、電気設備を理解し、基本的な設計能力を養う。
授業計画:第8~15週: 第1~7週に学んだ設備の中からそれぞれの学生が興味を持った設備を選び、その設備について5分間のプレゼンテーションを行う。題材が重ならないように7週目に調整を行う。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
空調設備、電気設備知識 空調設備、電気設備に関する基礎知識を習得し、設計・施工上必要な知識を具体例をあげて説明できる。空調設備、電気設備に関する基礎知識を習得し、設計・施工上必要な知識を説明できる。空調設備、電気設備に関する基礎知識を習得し、設計・施工上必要な知識を説明できない。
プレゼンテーション能力空調設備、電気設備のその特徴、利用方法についてクラスメイトが理解できるプレゼンテーションが的確にできる。空調設備、電気設備のその特徴、利用方法についてクラスメイトが理解できるプレゼンテーションができる。空調設備、電気設備のその特徴、利用方法についてクラスメイトが理解できるプレゼンテーションができない。
質問力クラスメイトのプレゼンテーションについて的確な質疑ができる。クラスメイトのプレゼンテーションについて質疑ができる。クラスメイトのプレゼンテーションについて質疑ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本講義では、空気調和設備および電気設備に関する基礎知識を習得し、設計・施工上必要な知識を説明できることを目標とする。講義内容は、建築のどの専門分野に就いても実社会で必要とされ地球環境保全、新エネルギー利用等の今日的なテーマを含んでいる。
授業の進め方・方法:
第1~7週:空気調和設備および電気設備の概要に関して必要な基礎知識を得る。空気調和設備および電気設備システムを理解し、基本的な設計能力を養う。
第8~14週は 第1~7週に学んだ設備の中からそれぞれの学生が興味を持った設備を選び、その設備について5分間のプレゼンテーションと3分間の学生からの質疑を行う。題材が重ならないように8週目に調整を行う。
注意点:
明石高専建築学科の建築環境工学Ⅰ,建築環境工学Ⅱあるいは同等の内容の教科を修得していること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 熱負荷計算法、空気線図、空気の状態値について解説する。 熱負荷計算法、空気線図、空気の状態値について説明できる。
2週 空気調和方式について説明し、自然換気と機械換気について解説する。 空気調和方式について説明し、自然換気と機械換気について説明できる。
3週 空気汚染の種類と室内空気環境基準について説明し、必要換気量について計算する。 空気汚染の種類と室内空気環境基準について説明し、必要換気量について計算できる。
4週 各種熱源方式について解説する。 各種熱源方式について説明できる。
5週 受変電・幹線設備・動力設備について解説する。 受変電・幹線設備・動力設備について説明できる。
6週 照明・コンセント設備・情報・通信設備について解説する。 照明・コンセント設備・情報・通信設備について説明できる。
7週 各自が調べる課題の調整と決定。8週以降の授業の進め方と注意点の説明。 各自、プレゼンテーションの目的と質疑の重要性について説明できる。
8週 学生による建築設備の5分間プレゼンテーション、3分間質疑。未解答の質問に対しては翌週に解答する。 設備(空気調和設備・電気設備の分野)について説明ができる。質問ができる。
4thQ
9週 学生による建築設備の5分間プレゼンテーション、3分間質疑。未解答の質問に対しては翌週に解答する。 設備(空気調和設備・電気設備の分野)について説明ができる。質問ができる
10週 学生による建築設備の5分間プレゼンテーション、3分間質疑。未解答の質問に対しては翌週に解答する。 設備(空気調和設備・電気設備の分野)について説明ができる。質問ができる
11週 学生による建築設備の5分間プレゼンテーション、3分間質疑。未解答の質問に対しては翌週に解答する。 設備(空気調和設備・電気設備の分野)について説明ができる。質問ができる
12週 学生による建築設備の5分間プレゼンテーション、3分間質疑。未解答の質問に対しては翌週に解答する。 設備(空気調和設備・電気設備の分野)について説明ができる。質問ができる
13週 学生による建築設備の5分間プレゼンテーション、3分間質疑。未解答の質問に対しては翌週に解答する。 設備(空気調和設備・電気設備の分野)について説明ができる。質問ができる
14週 学生による建築設備の5分間プレゼンテーション、3分間質疑。未解答の質問に対しては翌週に解答する。 設備(空気調和設備・電気設備の分野)について説明ができる。質問ができる
15週 学生による建築設備の5分間プレゼンテーション、3分間質疑。未解答の質問に対しては翌週に解答する。 設備(空気調和設備・電気設備の分野)について説明ができる。質問ができる
16週 期末試験 習得した知識を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野環境・設備空気汚染の種類と室内空気環境基準について説明できる。4
必要換気量について計算できる。4
自然換気と機械換気について説明ができる。4後4,後5
室内環境基準について説明できる。4
熱負荷計算法、空気線図、空気の状態値について説明できる。4後3
空気調和方式について説明できる。4後3
熱源方式について説明できる。4後2
必要換気量について計算できる。4後2,後3
受変電・幹線設備について説明できる。4後1,後5
動力設備について説明できる。4
照明・コンセント設備について説明できる。4後5
情報・通信設備について説明できる。4後1,後6

評価割合

試験発表相互評価質問回数ポートフォリオその他合計
総合評価割合702001000100
基礎的能力0000000
専門的能力700000070
分野横断的能力0200100030