(1)近代社会の根底にある「人類に普遍的な価値」が西洋世界において建築ではどのような造形として成立したかを理解するとともに、それが世界に拡大する過程で生じた地域文化との軋轢のなかで、世界が多様な建築文化で成り立っていることを理解し、説明することができる。
(2)近代社会に生きる建築家たちが、都市問題や住宅問題に取り組んだ建築家の倫理観についても触れ、その意義を理解し、説明することができる。
(3)歴史上、建築構造学が土木工学を含めた広い技術から生じたこと理解し、隣接分野への関心を深める。
目標を達成するために自己学習が必要である。教科書に目を通してから授業に参加すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 現代社会における都市計画の課題の位置づけについて説明できる。 | 5 | 前9,前11,前14,前15 |
近現代都市の特質と課題について説明できる。 | 5 | 前3,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
近代の都市計画論について説明できる。 | 5 | 前1,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
現代にいたる都市計画論について説明できる。 | 5 | 前3,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
日本の土地利用計画の仕組みについて説明できる。 | 3 | 前9,前14,前15 |
モデュールについて説明できる。 | 2 | 前1,前4,前5,前9,前14,前15 |
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。 | 2 | 前5,前14,前15 |
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。 | 3 | 前4,前13,前14,前15 |
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前14,前15 |
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前14,前15 |
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前14,前15 |
建築計画・設計の手法一般について説明できる。 | 3 | 前1,前13,前14,前15 |
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。 | 4 | 前15 |
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。 | 4 | 前15 |
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。 | 4 | 前1,前3,前4,前5,前15 |
原始(例えば、竪穴住居、高床建築、集落など)の特徴について説明できる。 | 4 | 前15 |
古代(例えば、住宅建築、寝殿造、都市計画、神社建築、寺院建築など)の特徴について説明できる。 | 4 | 前15 |
中世(例えば、住宅建築、神社建築、寺院建築(大仏様、禅宗様、折衷様など))の特徴について説明できる。 | 4 | 前15 |
近世(例えば、住宅建築、書院造、数寄屋風書院、町屋、農家、茶室、霊廟、社寺建築、城郭)の特徴について説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前9,前10,前11,前15 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 3 | 前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 3 | 前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |