Architectural Planning Ⅴ

Course Information

College Akashi College Year 2019
Course Title Architectural Planning Ⅴ
Course Code 0113 Course Category Specialized / Elective
Class Format Seminar Credits Academic Credit: 2
Department Architecture Student Grade 5th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 空間学事典/日本建築学会/井上書院               他は授業ごとに作成した資料を配付する。
Instructor KUDOH Kazumi

Course Objectives

(1) 住宅や建築, 都市を計画する際、重視すべき自然や社会との共生を実現するための考え方や 技術を理解し説明できる。
(2)建築計画の応用的な知識や考え方を理解し説明できる。
(3) 建築空間の計画に関する考え方や実務経験に裏付けられた建築計画理論を理解し、歴史的文化的社会的環境が建築にもたらした影響の蓄積を背景に組み立てられた建築計画の考え方について述べることができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建築計画で重視すべき自然や社会との共生を実現するための考え方や 技術を理解し的確に説明できる。建築計画で重視すべき自然や社会との共生を実現するための考え方や 技術を理解し説明できる。建築計画で重視すべき自然や社会との共生を実現するための考え方や 技術を理解できていない。
評価項目2建築計画の応用的な知識や考え方を理解し的確に説明できる。建築計画の応用的な知識や考え方を理解し説明できる。建築計画の応用的な知識や考え方を理解できていない。
評価項目3建築計画理論を理解し、建築計画の考え方え方を各テーマに対応して的確に述べることができる。建築計画理論を理解し、建築計画の考え方え方を各テーマに対応して述べることができる。建築計画理論を理解し、建築計画の考え方え方を各テーマに対応して述べることができない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (A) See Hide
学習・教育到達度目標 (E) See Hide
学習・教育到達度目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
建築計画 1-4 の学習成果の上に、より広範な観点から建築計画を考究し、今日的具体的な問題 を解決するための知識と計画技術を学習する。建築計画における多様な問題や考え方, 取り組 みについてそれを取り巻く様々な社会的視点を取り上げ事例を通して考察する。また、環境に 関わる建築計画における現代的課題に関する理論、手法についても学ぶ。
Style:
グループワークを含んだ講義形式とする。週ごとに建築と都市空間の計画的課題についてテーマを設定しグループディスカッションを通して理解を深める。
Notice:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が90時間に相当する学習内容である。建築計画の応用的な考え方を身につけ、卒業研究等において総合化できるよう取り組むこと。 建築史と 都市地域計画の履修が望ましい。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス
前期授業の狙いと、建築や都市が抱える現代的課題を、事例を通じて概説する。
現代社会における建築と都市の計画の課題の位置付けについて理解できる。
2nd 都市問題のはじまりといま
都市問題のはじまりから、近代都市と建築について考察する。現代の都市問題についても言及する。
現代社会における建築と都市の計画の課題の位置付けについて理解できる。
3rd 近代の都市と建築(その1)
田園都市からアテネ憲章(CIAM)の都市論を中心に、建築家が提案したモダニズムの理想都市の背景と、現代の都市と建築の関連について考察する。
現代社会における建築と都市の計画の課題の位置付けについて理解できる。
4th 近代の都市と建築(その2)
モダニズムの建築思想を中心に再考する。近代建築が目指したもの、排除したものは何かを考える。
現代社会における建築と都市の計画の課題の位置付けについて理解できる。
5th パブリックスペース(その1)
建築と都市のサスティナビリティ、コミュニケーションと空間について。
現代社会における建築と都市の計画の課題の位置付けについて説明できる。
6th パブリックスペース(その2)
都市空間と都市のイメージについて。
現代社会における建築と都市の計画の課題の位置付けについて説明できる。
7th パブリックスペース(その3)
アジア, ヨーロッパ, アフリカの広場や共同空間について事例を通して学ぶ。
住民参加・協働のまちづくりの体制について説明できる。
8th 中間試験
2nd Quarter
9th パブリックスペース(その4)
サードプレイス、町や集落の空間構造と景観について。
都市と農村の計画について理解できる。
10th 建築と社会の課題
少子化と都市の問題
都市と農村の計画について説明できる。
11th 有機的建築から地域主義について 都市と建築の計画について説明できる。現代都市の特質と課題について説明できる。
12th 景観と地域環境
地域と建築のつながりについて
景観形成の基礎的事項と考え方について理解できる。
13th バナキュラー建築と、フィールドワークについて 建築計画の調査を行うための基礎について理解できる。
14th サードプレイスと建築
事例を調査し、空間的特徴と思想について考察する。
現代都市の特質と課題について説明できる。
15th 都市と建築の今日的課題
テーマを設定してグループ毎にプレゼンテーションを行う。
都市と建築の今日的課題を見出し、課題設定ができる。調査しまとめたものプレゼンテーションできる。
16th 期末試験

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価レポートポートフォリオその他Total
Subtotal60503500100
基礎的能力0000000
専門的能力60503500100
分野横断的能力0000000