Architectural Project Practice

Course Information

College Akashi College Year 2019
Course Title Architectural Project Practice
Course Code 0115 Course Category Specialized / Elective
Class Format Seminar Credits Academic Credit: 4
Department Architecture Student Grade 5th
Term First Semester Classes per Week 4
Textbook and/or Teaching Materials 安藤直見ほか「建築のしくみ」丸善、藤木庸介編「名作住宅で学ぶ建築製図」学芸出版社、参考文献:日本建築学会編「コンパクト建築設計資料集成」丸善
Instructor SHOJO Naoya,MOTOZUKA Tomoki,

Course Objectives

(1)在来木造工法の構造、部位・部材、立体構成を理解すること
(2)在来木造工法に関する、基本的な建築法規、要求されている空間や機能性を理解したうえで、総合的な計画ができるようになること
(3)2級建築士製図試験に必要な在来木造工法の図面が描けるようになること

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1在来木造工法の構造、部位・部材を理解し、応用的な問題に対し、製図ができる。在来木造工法の構造、部位・部材を理解することができる。在来木造工法の構造、部位・部材が理解できない。
評価項目2要求されている空間や機能性を理解したうえで、自由度の高い条件設定に対応した計画ができる。要求されている空間や機能性を理解したうえで、総合的な計画ができる。要求されている空間や機能性を理解できない。
評価項目32級建築士設計製図試験の合格に必要な在来木造工法の図面が描ける。基本的な在来木造工法の図面が描ける。在来木造工法の図面が描けない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (F) See Hide
学習・教育到達度目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
実在する在来木造工法住宅の設計図をもとに軸組模型を製作し、在来木造工法の部位・部材、立体構成を学習する。
2級建築士設計製図の問題を解き、総合的な計画力、製図法の基本を習得する。
なお、8週~15週のうち5週は設計事務所で木造住宅の設計を担当していた教員が加わり、その経験を活かした最新の設計手法等について演習形式で授業を行うものである。
Style:
授業は2つの課題に取り組み、計画的に作業を進め、課題を提出する。
課題1(1~8週):木造住宅「白の家」の軸組模型の作成、及び図面作製、プレゼンテーション(担当:本塚)
課題2(9~15週):2級建築士設計製図 試験課題の解答(担当:本塚・荘所・河野)
Notice:
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/5以上の欠課
テストは行わず、すべての課題を提出することが最低条件
本科目は、授業で保証する学習時間と、課題作成に 必要な標準的な自己学習時間の総計が180時間に相当する学習内容である。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st オリエンテーション
授業の進め方、課題の説明
課題内容を正しく理解する
2nd 木造軸組模型の作成(1)
グループに分かれ、模型製作における計画を行う
模型作製の工程を作成、建物の構成を理解し、材料の積算を行うことができる
3rd 木造軸組模型の作成(2)
グループに分かれ、模型製作を行う
適切に役割分担を行ってグループで作業することができる
4th 木造軸組模型の作成(3)
グループに分かれ、模型製作を行う
適切に役割分担を行ってグループで作業することができる
5th 平面図、構造伏図のトレース 建物の空間構成、構造方式を理解し、平面図、構造伏図を完成させることができる
6th 立面図、断面図のトレース 建物の立体構成を理解し、立面図、断面図を完成させることができる
7th 矩計図のトレース 建物の部材、寸法、構造を理解したうえで、平面図等との整合性のとれた矩計図を完成させることができる
8th プレゼンテーション及び講評会 作製した課題を分かりやすく発表できる
2nd Quarter
9th 2級建築士試験に関する説明・木造住宅の設計
(1)木造住宅のエスキスの練習
2級建築士試験の内容、求められる知識や技術について説明することができる
10th 木造住宅の設計
(2)木造住宅のエスキスの作成
課題文を読み取り、時間内に求められた平面を計画するができる
11th 木造住宅の設計
(3)木造住宅のエスキスの作成
課題文を読み取り、時間内に求められた平面を計画するができる
12th 木造住宅の設計
(4)木造住宅のエスキスの作成
課題文を読み取り、時間内に求められた平面を計画するができる
13th 木造住宅の設計(4)
在来木造工法の伏図、矩計図の作成
平面計画と整合性のある伏図、矩計図の製図ができる
14th 木造住宅の設計(5)
2級建築士設計製図試験問題の解答案の作成
与えられた課題文を理解し、時間内に整合性のある図面を作成することができる
15th 講評会
模範解答を確認し相互講評を行う
2級建築士試験で求められている図面とは何か説明することができる
16th 期末試験は実施せず

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表・授業態度相互評価レポート図面その他Total
Subtotal015520600100
基礎的能力0000000
専門的能力015520600100
分野横断的能力0000000