1. 日本の歴史の展開を地理的条件や世界の歴史と関連付けて総合的に考察する。
2. ある歴史的事象が、長期的にかつ様々な要因によって形成・展開されてきたことを理解する。
3. 日本で何が起きたかだけでなく、国際社会における日本の位置づけ、日本が期待されている役割、担ってきた役割や課題について客観的に考察する能力を身に付ける。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 日本文化のあけぼの |
日本文化やヤマト政権について学習し、その成立過程における大陸との関係や影響について理解する。
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2週 |
律令国家の形成と貴族政治 |
律令国家の特徴や、ヤマト政権から平安王朝に至るまでの古代国家の変遷について理解する。
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3週 |
中世社会の成立 |
鎌倉幕府の成立から、蒙古襲来により幕府が衰退していくまでの過程やその要因を理解する。
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4週 |
武家社会の成長 |
室町幕府の成立から戦国時代に突入していくまでの過程について、その社会的な背景もあわせて理解する。
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5週 |
幕藩体制の確立 |
幕藩体制が成立する前後の過程を、その経済・社会構造の変容とあわせて多角的に理解する。
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6週 |
幕藩体制の展開 |
江戸幕府の安定がどのように実現されたのか、またそれがもたらした経済的・社会的影響について理解する。
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7週 |
幕藩体制の動揺 |
国内社会の変容や国際社会の変容に対して、幕府がどのように対処しようとしたのかについて理解する。
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8週 |
前期前半(1stQ)ふりかえり |
第1~7週の内容を復習する。
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2ndQ |
9週 |
開国と幕末の動乱 明治維新と富国強兵 |
日本が国際社会に組み込まれていく過程と江戸幕府の滅亡、日本の欧米とアジアに対する対応の違いについて理解する。
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10週 |
立憲国家の成立と日清戦争 日露戦争と国際関係 |
日本が近代国家へと変容していく過程と、日清戦争・日露戦争の背景について、諸外国の動向と関連付けて理解する。
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11週 |
近代産業の発展 近代文化の発達 |
産業革命が日本に与えた影響と近代文化の発展について、政治・経済・社会などの視点から理解する。
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12週 |
第一次世界大戦と日本 ワシントン体制 |
政党政治の成立・発展について学習する。第一次世界大戦下での日本の政策や諸外国の動向について、それら推移を理解する。
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13週 |
市民生活の変容と大衆文化 恐慌の時代 |
大衆社会の成立が政治・経済・社会に与えた影響について理解する。
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14週 |
軍部の台頭 |
軍部の政治的進出がどのように展開したのか、それが日本の対外政策にどのような影響を与えたのかについて理解する。
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15週 |
第二次世界大戦 |
第二次世界大戦の背景や推移を学習し、日本の行動について諸外国との違いや共通点等に着目し多角的に理解する。
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16週 |
期末試験 |
前期の学習内容を問う。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
占領と改革 |
戦後の国際秩序の中で日本がどのような位置づけにあったか、そのためにどのような改革がなされたか理解する。
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2週 |
冷戦の開始と講和 |
冷戦とは何かについて学習する。冷戦の開始が日本にどのような影響を与えたかについて理解する。
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3週 |
冷戦下の日本 |
国際社会に復帰するにあたり、とくに冷戦下のアジアで、日本がどのような政策を展開しようとしたのかについて理解する。
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4週 |
55年体制 |
いわゆる「55年体制」とは何かについて考察する。
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5週 |
経済復興から高度成長へ |
経済復興とその後の高度経済成長の背景に何があったか理解する。これらが社会に与えた影響について考察する。
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6週 |
経済大国への道 |
日本が経済大国へと至る過程や背景について、国内外の情勢から多角的に理解する。
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7週 |
冷戦の終結と日本社会の変容 |
冷戦の終結、「55年体制」の崩壊、バブル崩壊といった国内外の変化が、日本の政治・経済・社会に与えた影響を理解する。
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8週 |
後期前半(3rdQ)ふりかえり |
第1~7週の内容を復習する。
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4thQ |
9週 |
政治改革の幕開け |
どのような政治改革が行われたのか、その目的と結果もあわせて理解する。
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10週 |
連立政治の常態化 |
「55年体制」崩壊後の政党政治の動揺と変容を理解し、それが日本の政治や経済、社会にどのような影響を与えたかを理解する。
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11週 |
その後の自公連立政権の移ろい |
小泉内閣とそれが推進した改革について学習する。その後の自民党政権の移ろいについて理解する。
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12週 |
政権交代(2009) |
自民党の下野と民主党の政権獲得についての過程を学習し、民主党政権の盛衰について理解する。
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13週 |
政権交代(2012) |
自民党の政権再獲得から現代までを学習し、政権交代で何が変化したかを考察する。
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14週 |
国際社会の中の日本① |
現代国際社会の中で、日本が自国をどのように位置づけ、どのような役割を担ってきたのかについて理解する。
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15週 |
国際社会の中の日本② |
現代国際社会の中で、日本がどのような位置づけにあり、どのような課題・問題に直面しているかを理解する。
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16週 |
期末試験 |
後期の学習内容を問う。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 2 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11 |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後11,後12,後13,後14,後15 |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 2 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 1 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | 前16,後16 |