概要:
気候、風土、歴史、文化など、建築がその土地が持つ様々な要素から形作られてきたことを知り、建築に対する多角的なものの見方や建物を計画する上で必要な基礎知識を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
この授業はスライドを用いた講義と授業内のグループワーク、事前に取り組んだ課題レポートを踏まえた授業中のグループディスカッション等による。課題提出やクラス内でのファイル共有のためGoogle Classroomを利用する。
注意点:
普段から身の回りの環境に関心を持ち、人の行為と空間との関係などを良く観察するようにすること。授業中のグループディスカッション等では積極的に発言して自分の意見を伝え、人の話を聞くときはメモに取る習慣を身につけること。合格の対象としない欠席条件(割合): 1/3以上の欠課
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | 現代社会における都市計画の課題の位置づけについて説明できる。 | 1 | |
近現代都市の特質と課題について説明できる。 | 1 | |
近代の都市計画論について説明できる。 | 1 | |
現代にいたる都市計画論について説明できる。 | 1 | |
市街地形成と都市交通のあり方について説明できる。 | 2 | |
街路計画の手法と理念について説明できる。 | 2 | 後13,後14 |
景観形成・風景計画、用途・形態規制の仕組みについて説明できる。 | 1 | 後9 |
建築協定・緑化協定などの住民参加・協働のまちづくりの体制について説明できる。 | 1 | 後3,後9,後13,後14 |
モデュールについて説明できる。 | 3 | 後4,後8,後11,後12 |
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。 | 3 | 後4,後8,後12 |
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。 | 1 | |
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 1 | |
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 1 | |
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 1 | |
建築計画・設計の手法一般について説明できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14 |
都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。 | 1 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | 後8,後14 |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 2 | 後8,後9,後14 |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | 後9,後12,後14 |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | 後9,後12,後14 |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 1 | 後9,後12,後14 |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 1 | 後9,後12,後14 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 後9,後14 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 後9,後12,後14 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 後9,後14 |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | 後9,後12,後14 |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | 後9,後14 |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 3 | 後9,後12,後14 |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 1 | 後9,後12,後14 |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 1 | 後8,後9,後12,後14 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 1 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 1 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 1 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 1 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 1 | |