情報基礎Ⅰ

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報基礎Ⅰ
科目番号 5128 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Teamsを使って課題や資料を配布する。ネットを利用して情報を収集する。
担当教員 平石 年弘

到達目標

学内におけるインターネット利用方法を理解し、情報社会における様々なルールを考えながら行動できる。
プレゼンテーションソフト、動画作成ソフトを使って自己紹介動画を作成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プレゼンテーションソフトを使った発表資料作成および発表が適切にできる。プレゼンテーションソフトを使った発表資料作成および発表ができる。プレゼンテーションソフトを使った発表資料作成および発表ができない。
評価項目2情報社会をより良くするために何をしたらよいか、周りの人と話し合える。情報社会ではどのような問題が起きるのか、起きたときの対処方法について自分の意見を話すことができる。情報社会をより良くするために何をしたらよいか行動できる。情報社会ではどのような問題が起きるのか、起きたときの対処について行動できる。情報社会をより良くするために何をしたらよいか理解できない。情報社会ではどのような問題が起きるのか、起きたときの対処について理解できない。
評価項目3情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを適切に把握している。情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現代社会においてパソコンを使用しての文書作成や表計算、インターネットや電子メールを使う能力は必要不可欠である。本授業ではパソコンの基礎知識およびプレゼンテーション用ソフト操作を学習する。また情報を処理・活用する上で重要な情報倫理・セキュリティも学ぶ。メールの使い方、プレゼンテーションソフトの使い方を習得する。
授業の進め方・方法:
授業の進め方と授業内容・方法:
情報処理演習室のPCを用いた解説および実習を主とする。適宜レポートを課す。
注意点:
パスワード管理、SNSの利用上の注意
評価の対象としない欠席条件(1/3以上の欠課)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 学内におけるネット利用方法。情報社会での問題点と対応(学科共通) 学内におけるネット利用方法を理解し、情報社会での問題点と対応ができる。
2週 パソコンの仕組み、BIOS、OS、ソフトの構成、パソコンの起動、ユーザー名、パスワード、ログイン、シャットダウン コンピュータのハードウェア、ソフトウェアに関する基礎的な知識を活用できる。
3週 Teamsの使用方法、電子メールの受信・閲覧・作成。送信、添付ファイルの使い方
誤送信防止のためTeams アイコンの変更。
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。
4週 自己紹介動画の作製方法の説明と作成 パワーポイントやムービーメーカーなどのソフトを使って
自己紹介動画を作る方法について理解する。
5週 自己紹介動画の作製
各種ソフトを使って動画が編集できる。目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。
6週 自己紹介動画の作製
各種ソフトを使って動画が編集できる。目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。
7週 自己紹介動画の作製 各種ソフトを使って動画が編集できる。目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。
8週 クラスメイトの自己紹介動画の鑑賞 クラスメイトの自己紹介動画を鑑賞し、優れた表現方法を理解する。
2ndQ
9週 クラスメイトの自己紹介動画の鑑賞 クラスメイトの自己紹介動画を鑑賞し、優れた表現方法を理解する
10週 Excelを使った統計処理演習問題 エクセルを使って、簡単な統計処理ができる。
11週 Excelを使った統計処理演習問題 エクセルを使って、簡単な統計処理ができる。
12週 セキュリティ問題 個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。
13週 ネットワークの基本 ネットワークの基本を理解し、情報社会での問題点と対応ができる。
14週 過去問題の演習1 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。
15週 過去問題の演習2 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。
16週 前期末試験 情報基礎での学習内容を理解している。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。2前1
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。2前1
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。2前1
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。2前3
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。2前6,前8,前9
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。2前2
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。2前2
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。2前3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。1前3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。1前3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。1前3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3前1
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3前2
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3前2,前7
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3前1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3

評価割合

自己紹介動画試験合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力0000000
専門的能力50500000100
分野横断的能力0000000