情報基礎Ⅱ

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報基礎Ⅱ
科目番号 5226 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 杉本くみ子他『30時間アカデミック Office2019』実教出版、Obra Club『やさしく学ぶSketchUp』エクスナレッジ
担当教員 在間 夢乃

到達目標

1. 情報倫理・セキュリティの必要性を理解し,それに基づいた判断・行動ができる。
2. 3次元モデリング・ソフトウェアを使った建築物の表現ができる。
3. 文書作成ソフトを使った文書作成ができる。
4. 表計算ソフトの基本的な操作が理解できる。
5. 表計算ソフトで基本的な関数の使い方が理解できる。
6. プレゼンテーションソフトを使った発表資料作成および発表ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報倫理・セキュリティの必要性を的確に理解し,それに基づいた判断・行動ができる。情報倫理・セキュリティの必要性を理解し,それに基づいた判断・行動ができる。情報倫理・セキュリティの必要性を理解し,それに基づいた判断・行動ができない。
評価項目23次元モデリング・ソフトウェアを使った建築物の表現が十分にできる。3次元モデリング・ソフトウェアを使った建築物の表現ができる。3次元モデリング・ソフトウェアを使った建築物の表現ができない。
評価項目3文書作成ソフトを使った文書作成が十分にできる。文書作成ソフトを使った文書作成ができる。文書作成ソフトを使った文書作成ができない。
評価項目4表計算ソフトの基本的な操作が十分にできる。表計算ソフトの基本的な操作ができる。表計算ソフトの基本的な操作ができない。
評価項目5表計算ソフトで基本的な関数の使い方が十分に理解できる。表計算ソフトで基本的な関数の使い方が理解できる。表計算ソフトで基本的な関数の使い方が理解できない。
評価項目6プレゼンテーションソフトを使った発表資料作成および発表が十分にできる。プレゼンテーションソフトを使った発表資料作成および発表ができる。プレゼンテーションソフトを使った発表資料作成および発表ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
演習を通じて,基本的な情報リテラシーを身につける。
授業の進め方・方法:
テキストを用いた解説および演習を主とする。適宜演習課題を課す。
注意点:
自分でスキルアップに努めること。授業時間内に完成しなかった課題は,放課後等を利用して作成すること。課題書をよく読んで課題を作成し、提出〆切日を厳守すること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 情報倫理・セキュリティの必要性を理解し,それに基づいた判断・行動ができる。
2週 SketchUp(1) : 課題1(3D画像の制作) 3次元モデリング・ソフトウェアを使った建築物の表現ができる。
3週 SketchUp(2) : 課題1(3D画像の制作) 3次元モデリング・ソフトウェアを使った建築物の表現ができる。
4週 SketchUp(3) : 課題1(3D画像の制作) 3次元モデリング・ソフトウェアを使った建築物の表現ができる。
5週 Word(1) : 課題2-1(履歴書の作成) 文書作成ソフトを使った文書作成ができる。
6週 Word(2) : 課題2-2(アンケート用紙の作成) 文書作成ソフトを使った文書作成ができる。
7週 Word(3) : 課題2-2(アンケート用紙の作成と実施) 文書作成ソフトを使った文書作成ができる。
8週 Excel(1) : 課題3-1(カレンダーの作成) 表計算ソフトの基本的な操作が理解できる。
2ndQ
9週 Excel(2) : 課題3-2(計算式を用いたデータ分析) 表計算ソフトで基本的な関数の使い方が理解できる。
10週 Excel(3) : 課題3-3(アンケートの集計) 表計算ソフトで基本的な関数の使い方が理解できる。
11週 Excel(3) : 課題3-3(アンケートの集計) 表計算ソフトで基本的な関数の使い方が理解できる。
12週 Excel(4) : 課題3-3(アンケートの集計とグラフの作成) 表計算ソフトで基本的な関数の使い方が理解できる。
13週 PowerPoint(1) : 課題4(発表用データの作成) プレゼンテーションソフトを使った発表資料作成および発表ができる。
14週 PowerPoint(2) : 発表会1 プレゼンテーションソフトを使った発表資料作成および発表ができる。
15週 PowerPoint(3) : 発表会2 プレゼンテーションソフトを使った発表資料作成および発表ができる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。2前1,前2,前3,前4
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3前1
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3前1
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3前1,前2,前3,前4
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3前10,前11,前12
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3前10,前11,前12
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3前10,前11,前12
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。2前1
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。2前1
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している2前1
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。2前1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2前1
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2前1
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2前1
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2前1
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2前1
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2前1
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2前1
目標の実現に向けて計画ができる。2前1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他演習課題合計
総合評価割合0100100080100
基礎的能力00000000
専門的能力0100100080100
分野横断的能力00000000