フランス語-2

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 フランス語-2
科目番号 5413 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 釣馨・武内英公子『私だけのフランス語ノート』朝日出版社
担当教員 藤本 智成

到達目標

前期開講の「フランス語-1」からの応用と発展を目指す。具体的な水準としては以下の4点である。1.フランス語の簡単な表現を理解し、発音できること。2.規則動詞と不規則動詞を現在時制で活用(それぞれの人称に合わせて変化させること)ができること。3.名詞の数や性別に応じて変化する表現(冠詞・形容詞など)の仕組みを理解すること。4.簡単な文の意味を考えたり、簡単な文を作ったりできるようになること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1フランス語のしくみを学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができる。フランス語のしくみを学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができる。フランス語のしくみを学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができない。
評価項目2フランス語の語彙を学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができる。フランス語の語彙を学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができる。フランス語の語彙を学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができない。
評価項目3フランス語の学習を通して、多文化・多言語共存社会に対応できる。フランス語の学習を通して、多文化・多言語共存社会に対応できる。フランス語の学習を通して、多文化・多言語共存社会に対応できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前期の内容を振り返りながら、前期よりも少し高度な文法事項などを学んでいく。確かに初級文法には暗記すべき事項は多いが、後期の内容はあくまでも前期の内容を踏まえたものであるから、復習に力を入れることにより、運用能力は徐々に備わるものである。学生の積極的な参加を期待している。
授業の進め方・方法:
文法・語彙の説明後、練習問題の演習や基本表現の暗唱などを通してフランス語運用能力の習得を目指す。教科書から離れて、フランス文化や社会について学ぶ機会も設ける。
連絡員:北川千穂
注意点:
外国語の学習には,学習者が本来持っているコミュニケーション能力と想像力を最大限に駆使することが大切であるため,授業への積極的な参加が必要である。また,予習より復習に時間を割いて欲しいと考えている。
評価の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 前期の学習事項の復習、後期学習へ向けてのウォームアップ 前期の学習内容を踏まえて、平易なフランス語を書いたり、話したりできる。
2週 第7課 食事について話そう! 朝食のメニューについて話すことができる。動詞prendreを使うことができる。フランス料理について説明することができる。
3週 第8課 旅行に出かけよう! 行く場所について話すことができる。移動手段について話すことができる。近い未来の文を使うことができる。
4週 第9課 天候について話そう! 天候の表現を使って話すことができる。
5週 第9課 時刻と所要時間を言ってみよう! 時刻と所要時間を言うことができる。
6週 第10課 比較してみよう! 比較の表現を使うことができる。
7週 第11課 買い物をしてみよう! 100までの数字を使うことができる。買い物の合計を言うことができる。
8週 第11課までの振り返り 後期第7週までに学習した内容を使って、話すことができる。
4thQ
9週 第11課 道を尋ねてみよう! 命令形が使える。道案内をすることができる。
10週 第12課 1日の行動を説明してみよう! 代名動詞の現在形を使って文を作ることができる。
11週 第12課 1日の行動を説明してみよう! 自分の普段の1日の行動について話すことができる。
12週 第13課 習慣について話してみよう! フランス人の習慣について話すことができる。動詞pouvoirを使うことができる。
13週 第14課 旅行中にしたことを話してみよう!(1) 助動詞を使った複合過去の作り方を理解し、使うことができる。
14週 第14課 旅行中にしたことを話してみよう!(2) 助動詞を使った複合過去の作り方を理解し、使うことができる。
15週 第14課と第15課のまとめ 第12課で学んだ「1日の行動」を踏まえて、自分が前日にした行動を話すことができる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3後2,後3,後4
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3後2,後3,後4
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3後2,後3,後4
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3後2,後3,後4
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3後8,後16
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3後8
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後8,後16
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後1
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3後2,後3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3後2,後3
他者の意見を聞き合意形成することができる。2後4,後5,後13
合意形成のために会話を成立させることができる。2後6,後7,後14
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。2後9,後10,後15
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2後10,後11,後12,後13,後14
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。2後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合500030020100
基礎的能力500030020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000