到達目標
(1) 講義で得られた建築計画の応用的な知識や考え方を基礎に、課題テーマに対して計画を作成し、意見発表することができる。
(2) 建築空間の計画に関する考え方や実務経験に裏付けられた建築計画理論を理解し、歴史的文化的社会的環境が建築にもたらした影響の蓄積を背景に組み立てられた建築計画の考え方が理解できる。
(3) 古くからの歴史が蓄積した地域を、歴史、景観等の観点から現地調査し、地域の将来を考慮した具体的な計画を提案できる。グループワークを行い、課題に対して建築計画の提案ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 | | |
評価項目1 | 課題テーマに対して応用的な知識や考え方を活用し、計画を作成して的確な意見発表をすることができる。 | 課題テーマに対して応用的な知識や考え方を活用し、計画を作成して意見発表をすることができる。 | 課題テーマに対して応用的な知識や考え方を活用し、計画を作成して意見発表をすることができない。 | | |
評価項目2 | 建築計画理論を理解し、歴史的文化的社会的環境がもたらした影響を背景に組み立てられた建築計画の考え方が十分に理解できる。 | 建築計画理論を理解し、歴史的文化的社会的環境がもたらした影響を背景に組み立てられた建築計画の考え方が理解できる。 | 建築計画理論を理解し、歴史的文化的社会的環境がもたらした影響を背景に組み立てられた建築計画の考え方が理解できていない。 | | |
評価項目3 | 歴史、景観等の観点から現地調査し、地域の将来を考慮した具体的な計画を的確に提案できる。 | 歴史、景観等の観点から現地調査し、地域の将来を考慮した具体的な計画を提案できる。 | 歴史、景観等の観点から現地調査し、地域の将来を考慮した具体的な計画を提案できない。 | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標 (A)
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学習・教育目標 (E)
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学習・教育目標 (H)
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教育方法等
概要:
建築計画 1,2 の学習成果の上に、より広範な観点から建築計画を考究し、今日的具体的な問題 を解決するための知識と計画技術を学習する。建築計画における多様な問題や考え方, 取り組 みについてそれを取り巻く様々な社会的視点を取り上げ事例を通して考察する。また、環境に 関わる建築計画における現代的課題に関する理論、手法についても学ぶ。室津 (江戸時代参勤 交代で栄えた港町、兵庫県たつの市) において現地調査をおこない、報告書を作成する。
授業の進め方・方法:
具体的な課題を提示し、計画案を提案することにより建築計画の応用的な学力の習得を目指す。計画対象地の見学や、施工現場の見学を行う。グループワークによる計画の作成や、計画についての発表と意見交換を行う。
注意点:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が180時間に相当する学習内容である。建築計画の応用的な考え方を身につけ、卒業研究等において総合化できるよう取り組むこと。見学旅行においては、室津の課題のヒントとなるものを収集すること。 建築史と 都市地域計画の履修が望ましい。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
前半課題 (室津の調査と報告書の作成) について 課題の説明をおこなう。また現地調査を行う準備として 、室津に関する歴史、家屋、町並み等について学習する。 |
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2週 |
室津現地調査 室津へ行き、歴史、景観の観点から町並み、資料館、海を望む風景等を調査する。また室津在住でまちづくりに尽力 されている方から話を聞く。なお第2、3週分を一日にまとめて実施。 |
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3週 |
週室津現地調査 室津へ行き、歴史、景観の観点から町並み、資料館、海を望む風景等を調査する。また室津在住でまちづくりに尽力 されている方から話を聞く。なお第2、3週分を一日にまとめて実施 |
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4週 |
レポートの発表 室津の提案に活かせるような見学旅行中に目に付いたことがらを簡単なレポートにして発表 |
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5週 |
計画内容の検討 課題について各人のアイデアを出し、教員を含めて全員でディスカッションを行う。ポスターの作成 |
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6週 |
計画内容の検討 課題について各人のアイデアを出し、教員も含めて全員でディスカッションを行う。ポスターの作成。 |
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7週 |
計画内容の検討 課題について各人のアイデアを出し、教員も含めて全員でディスカッションを行う。ポスターの作成 |
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8週 |
中間試験時 報告書 (ポスター) の発表 報告書 (ポスター) を発表する。相互に意見の交換を行う |
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4thQ |
9週 |
現代建築設計の理論と実践 (その 1) 設計業務に携わる建築家による建築設計理論に関する講義と見学 |
建築計画・設計の手法について、設計者による事例を通して現代の課題が理解できる。
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10週 |
現代建築設計の理論と実践 (その 2) 設計業務に携わる建築家による建築設計理論に関する講義と見学 |
建築計画・設計の手法について、設計者による事例を通して現代の課題が理解できる。
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11週 |
現代建築設計の理論と実践 (その 3) 設計業務に携わる建築家による建築設計理論に関する講義と見学 |
建築計画・設計の手法について、施工現場の見学を通して現代の課題が理解できる。
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12週 |
現代建築設計の理論と実践 (その 4) 設計業務に携わる建築家による建築設計理論に関する講義と見学 |
建築計画・設計の手法について、施工現場の見学を通して現代の課題が理解できる。
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13週 |
建築構成の手法 (その 1) 茶室の空間デザイン グループワーク |
日本および海外の代表的な現代建築の特徴について理解し、計画に活用できる。
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14週 |
建築構成の手法 (その2) 茶室の空間デザイン グループワーク |
建築設計に関わる基本的な寸法の知識を有し、それを活用して計画を行うことができる。
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15週 |
建築構成の手法 (その 3) 茶室の空間デザイン グループワーク |
グループワークにより、他者との協働をおこない、計画案をまとめることができる。
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16週 |
期末試験実施せず
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課題テーマに対して計画を作成し、意見発表することができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | レポート | ポスター | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 35 | 0 | 30 | 35 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 35 | 0 | 30 | 35 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |