エンジニアリングプレゼンテーションⅠ

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 エンジニアリングプレゼンテーションⅠ
科目番号 0013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械・電子システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は使用しない。適宜プリント資料を配布する。
担当教員 中井 優一,武田 字浦

到達目標

(1)与えられたテーマについて課題を設定し、それについて発表する資料(レジメ・スライドなど)を作り、口頭で発表と討議ができる(E)。
(2)テーマ1で取り上げる専門学会の倫理綱領などの調査とその結果の発表を通じて、技術者倫理を理解する(C)。
(3)テーマ1でのチームによる作業を通して役割分担等の重要性を理解する(B)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1与えられたテーマについて課題を設定し、それについて発表する資料(レジメ・スライドなど)を作り、口頭で発表と討議を説得力を持って行える。与えられたテーマについて課題を設定し、それについて発表する資料(レジメ・スライドなど)を作り、口頭で発表と討議ができる。与えられたテーマについて課題を設定し、それについて発表する資料(レジメ・スライドなど)を作り、口頭で発表と討議ができない。
評価項目2専門学会の倫理綱領などの調査とその結果の発表を通じて、技術者倫理を十分理解し、説明できる。専門学会の倫理綱領などの調査とその結果の発表を通じて、技術者倫理を理解する。専門学会の倫理綱領などの調査とその結果の発表を通じて、技術者倫理を理解できない。
評価項目3チームによる作業を通して役割分担等の重要性を理解し、実践できる。チームによる作業を通して役割分担等の重要性を理解する。チームによる作業を通して役割分担等の重要性が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (B) 説明 閉じる
学習・教育目標 (C) 説明 閉じる
学習・教育目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目では、技術的な表現能力を高めるために、文章によるプレゼンテーション、図表によるプレゼンテーション、口頭によるプレゼンテーション等について、基本的な取り組み方の講義と演習を実施する。多様な課題を学生に与え、(1)主題の明快さ、(2)内容の分かりやすさ、 (3)訴求力等の観点から相互に評価を求め、担当教員による感想、講評を加えて内容の洗練化を図る。また、チームワークによるプレゼンテーションの作成作業を通して役割分担等の重要性を理解する(担当者・時間は授業の内容を参照のこと)。
授業の進め方・方法:
中井・武田が基本的事項等について講義を行った後、各テーマについて学生が発表を行い、中井・武田の複数授業形式で行う。
注意点:
学生自身が作成したレジメとスライドにより決められた時間で発表し、討議することに重点をおく。他の学生の発表について評価できる目も養ってもらいたい。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/5以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 報告書の書き方(その1:武田)
文書によるプレゼンテーションとして、報告書の書き方について解説する。具体的なサンプルを与えて、報告書としての文章表現方法について学ぶ。A4用紙1~2枚の報告書を書くテーマを設定する。
報告書の基本的な書き方について、理解する。
2週 報告書の書き方(その2:武田)
設定したテーマで書いてきた報告書を交換して添削し、全員またはグループごとに意見交換を行う。
報告書の基本的な書き方について、実践を踏まえて理解する。
3週 プレゼンテーション心得(その1:中井)
プレゼンテーション用の資料を作成する場合にはおさえておくべき重要なポイントがいくつかある。
ここでは、それらの点について実例を挙げながら説明を行う。
資料作成のポイントについて理解する。
4週 プレゼンテーション心得(その2:中井)
人前でプレゼンテーションを行う場合にはおさえておくべき重要なポイントがいくつかある。
ここでは、それらの点について実例を挙げながら説明を行う。
発表時の注意事項について理解する。
5週 プレゼンテーション心得(その3:武田)
人前でプレゼンテーションを行う場合のポイントについて実例を挙げながら実践する。
人前でプレゼンテーションを行う場合のポイントを習得する。
6週 テーマ1(各自の専門学会の倫理綱領について):報告書・スライドの作成(その1:中井、武田)
2~4名のチームに別れ、各自の専門学会の倫理綱領について調べる。それを報告書にまとめる作業と、10分間のプレゼンテーションをする準備を行う。
2~4名のチームに別れ、各自の専門学会の倫理綱領について調べられる。
7週 テーマ1(各自の専門学会の倫理綱領について):報告書・スライドの作成(その2:中井、武田)
同上
グループで協力して、報告書にまとめ、10分間のプレゼンテーションの準備ができる。
8週 テーマ1の発表(その1:中井、武田)
チームごとにテーマ1について10分で発表し、全員で10分くらいのディスカッションをする。
チームごとにテーマ1について10分で発表し、全員で10分くらいのディスカッションをする。また、お互いの発表内容について、評価する。
2ndQ
9週 テーマ1の発表(その2:武田、中井)
同上
チームごとにテーマ1について10分で発表し、全員で10分くらいのディスカッションをする。また、お互いの発表内容について、評価する。
10週 テーマ2(自由課題):報告書・スライドの作成(中井、武田)
各自が設定したテーマで報告書を作成し、10分間のプレゼンテーションする準備を行う。
各自が設定したテーマで報告書を作成し、10分間のプレゼンテーションする準備ができる。
11週 テーマ2の発表(その1:中井、武田)
一人づつテーマ2について10分で発表し、全員で5分程度のディスカッションをする。
テーマ2について10分で発表し、全員で10分くらいのディスカッションをする。また、お互いの発表内容について、評価する。
12週 テーマ2の発表(その2:中井、武田)
同上
テーマ2について10分で発表し、全員で10分くらいのディスカッションをする。また、お互いの発表内容について、評価する。
13週 テーマ2の発表(その3:中井、武田)
同上
テーマ2について10分で発表し、全員で10分くらいのディスカッションをする。また、お互いの発表内容について、評価する。
14週 テーマ2の発表(その4:中井、武田)
同上
テーマ2について10分で発表し、全員で10分くらいのディスカッションをする。また、お互いの発表内容について、評価する。
15週 テーマ2の発表(その5:中井、武田)
同上
テーマ2について10分で発表し、全員で10分くらいのディスカッションをする。また、お互いの発表内容について、評価する。
16週 期末試験実施せず

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レジメ発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30700000100
基礎的能力0000000
専門的能力30700000100
分野横断的能力0000000