Advanced Instrumentation Engineering

Course Information

College Akashi College Year 2019
Course Title Advanced Instrumentation Engineering
Course Code 0021 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Mechanical and Electronic System Engineering Student Grade Adv. 1st
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials プリント配布、参考図書(前田、木村、押田:「計測工学」、コロナ社)
Instructor

Course Objectives

以下の各事項について総合的に理解し、学習した知識を適切に応用できることを達成度目標とする。
(1) 計測の基礎(単位と標準、測定と誤差、測定値の扱い)
(2) 計測系の構成と特性、および測定量の拡大・縮小・変換の方式
(3) レーザ計測(長さの測定、表面形状の測定、ホログラフィ干渉法、電子スペックル干渉法、光ファイバー応用計測)

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 計測の基礎(単位と標準、測定と誤差、測定値の扱い)について理解し応用できる。 計測の基礎(単位と標準、測定と誤差、測定値の扱い)について理解できる。 計測の基礎(単位と標準、測定と誤差、測定値の扱い)について理解できない。
評価項目2計測系の構成と特性、および測定量の拡大・縮小・変換の方式について理解し応用できる。計測系の構成と特性、および測定量の拡大・縮小・変換の方式について理解できる。計測系の構成と特性、および測定量の拡大・縮小・変換の方式について理解できない。
評価項目3 レーザ計測(長さの測定、表面形状の測定、ホログラフィ干渉法、電子スペックル干渉法、光ファイバー応用計測)について理解し応用できる。 レーザ計測(長さの測定、表面形状の測定、ホログラフィ干渉法、電子スペックル干渉法、光ファイバー応用計測)について理解できる。 レーザ計測(長さの測定、表面形状の測定、ホログラフィ干渉法、電子スペックル干渉法、光ファイバー応用計測)について理解できない。

Assigned Department Objectives

学習・教育目標 (F) See Hide
学習・教育目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
最近の著しい技術の進歩は、より高精度な計測を必要としてきた。特にレーザ光線の発明は、非接触・高精度な計測技術として目覚ましい発展を遂げた。
本講義では、
1)計測に共通な基礎事項(計測工学とは、単位・標準、計測の誤差とその処理、計測系の構成と特性、測定量の拡大・縮小・変換など)を総括・復習する。
2)レーザ計測についての基礎的知識と応用例について論じ、文献・資料調査等を通して、事象を計測評価するための応用力を高める。
Style:
講義形式により授業を進める。
Notice:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 総論
計測工学とは何か、その基本概念について学ぶ。
計測工学とは何か、その基本概念について理解する。
2nd 計測の基礎(1)
計測の基本となる単位、単位系について学び、国際規準である SI(国際単位系)の構成原理を明らかにする。また、単位と次元および次元式の意味を考える。
計測の基本となる単位、単位系、国際規準である SI(国際単位系)の構成原理、単位と次元および次元式の意味について理解する。
3rd 計測の基礎(2)
測定の種類と測定方式、測定量の表示方法、および計測系の特性について学ぶ。
測定の種類と測定方式、測定量の表示方法、および計測系の特性について理解する。
4th 測定と誤差
誤差とは、誤差の種類、測定時の誤差例とその対策について学ぶ。
誤差とは、誤差の種類、測定時の誤差例とその対策について理解する。
5th 測定値の扱い
有効数字、近似計算、測定値の統計的処理、誤差の伝播、最小二乗法について学ぶ。
有効数字、近似計算、測定値の統計的処理、誤差の伝播、最小二乗法について理解する。
6th 測定量の拡大・縮小・変換(1)
同じ種類の量の大きさを変える拡大・縮小、異なる種類の量の大きさに対応付ける変換方法について、機械的方法と光学的方法について考察する。
同じ種類の量の大きさを変える拡大・縮小、異なる種類の量の大きさに対応付ける変換方法について、機械的方法と光学的方法について理解する。
7th 測定量の拡大・縮小・変換(2)
流体的方法、電気的方法、電気物性の変化を利用した方法について考察する。
流体的方法、電気的方法、電気物性の変化を利用した方法について理解する。
8th レーザ計測の基礎 
レーザ発振原理、レーザ光の特徴、レーザ計測の特徴を学ぶ。
レーザ発振原理、レーザ光の特徴、レーザ計測の特徴について理解する。
2nd Quarter
9th レーザ光を用いた長さの測定 
長さ標準の光速度を用いた測定、波長を用いた干渉測定、さらに高精度な長さ測定法について考察する。
長さ標準の光速度を用いた測定、波長を用いた干渉測定、さらに高精度な長さ測定法について理解する。
10th レーザ光を用いた表面形状の測定(1)
幾何光学と干渉計による表面形状測定法について考察する。
幾何光学と干渉計による表面形状測定法について理解する。
11th レーザ光を用いた表面形状の測定(2)
縞走査干渉法を用いた高精度な形状測定法について考察する。
縞走査干渉法を用いた高精度な形状測定法について理解する。
12th ホログラフィとホログラフィ干渉法
波面の記録・再生の測定原理、二重露光法による変位・変形の応用測定、および高精度な測定法について考察する。
波面の記録・再生の測定原理、二重露光法による変位・変形の応用測定、および高精度な測定法について理解する。
13th 電子スペックル干渉法
感光材料(乾板)を使用しないスペックル干渉法の測定原理、変位・変形の応用測定について考察する。
感光材料(乾板)を使用しないスペックル干渉法の測定原理、変位・変形の応用測定について理解する。
14th 光ファイバー応用計測
光ファイバーの特徴とレーザ光を併用した応用計測について考察する。
光ファイバーの特徴とレーザ光を併用した応用計測について理解する。
15th レーザ計測のまとめ
総括として、レーザ計測の医学への応用例について学ぶ。
レーザ計測の医学への応用例について理解する。
16th 期末試験

Evaluation Method and Weight (%)

課題レポート試験Total
Subtotal4060100
基礎的能力000
専門的能力4060100
分野横断的能力000