生産システム

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 生産システム
科目番号 0025 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械・電子システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜必要資料をプリントにて配布
担当教員 大森 茂俊

到達目標

1) 生産システムの各種要素について理解していること
2) 効率的な生産システムを実現するための知識や諸原則を理解していること
3) 効率的な生産を行うための様々な手法を理解していること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1生産システムの各種要素について十分理解している生産システムの各種要素について理解している生産システムの各種要素について十分理解していない
評価項目2効率的な生産システムを実現するための知識や諸原則を十分理解している効率的な生産システムを実現するための知識や諸原則を理解している効率的な生産システムを実現するための知識や諸原則を十分に理解していない
評価項目3効率的な生産を行うための手法を十分理解している効率的な生産を行うための手法を理解している効率的な生産を行うための手法を十分理解していない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (F) 説明 閉じる
学習・教育目標 (H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
製品を生産するためには、技術者は製造や設計に関する知識だけでなく経済性や効果的に生産するための計画などに関する知識も必要となる。本講義では、生産するための主要要素について理解を深め,生産システムに関する知識の修得を目的とする。
授業の進め方・方法:
講義形式
注意点:
機械系学科, 電気系学科を問わず, 出来るだけ平易に授業する.受講にあたっては, 事前にテキストを読み, 内容を十分に理解し, 不明点を講義中に質問できるように準備しておくこと.本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 生産システムとは
生産システムの概要について講義する.
生産工学の定義を説明できる
2週 生産システムの種類
製品の生産に用いられている生産システムの種類とその製品について講義する.
生産形態を説明できる
3週 機械要素1
生産システムに使用される主要な機械要素について解説し,その応用例について講義する.
各種機械要素について説明できる
4週 機械要素2
生産システムに使用される主要な機械要素について解説し,その応用例について講義する.
各種機械要素について説明できる
5週 工作機械1
精密部品を作りだすのに不可欠な工作機械について講義する.
各種加工法の基礎について説明できる
6週 工作機械2
精密部品を作りだすのに不可欠な工作機械について講義する.
各種工作機械の基礎について説明できる
7週 現場見学
本校実習工場を見学し,実際に工作機械で使用されている機械要素やその工夫について講義する.
工作機械の構造について説明できる
8週 数値制御1
NC装置とそのNCプログラミングについて講義する.
NCプログラミングができる
2ndQ
9週 数値制御2
NC装置における各種動作の制御方法について講義する.
NC装置の制御方法を説明できる
10週 産業用ロボット1
産業用ロボットの制御方式と分類について講義する.
産業用ロボットの役割と分類が説明できる
11週 産業用ロボット2
産業用ロボットの各種構造とその使用例について講義する.
産業用ロボットの役割と分類が説明できる
12週 フレキシブル生産システム1
FMSの構造と使用例について講義する.
FMSの基礎を説明できる
13週 フレキシブル生産システム2
FMSの構造と使用例について講義する.
FMSの基礎を説明できる
14週 工場管理システム1
トヨタ生産システムについて講義する
トヨタ生産システムの基礎を説明できる
15週 工場管理システム2
CIMとそれを支える技術について講義する.
CIMとそれを支える技術の基礎を説明できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000