Advanced Electrical Circuits

Course Information

College Akashi College Year 2019
Course Title Advanced Electrical Circuits
Course Code 0030 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Mechanical and Electronic System Engineering Student Grade Adv. 1st
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials テキストは使用しないが、電気回路に関する教科書の持ち込みを推奨する。また、必要に応じて資料を配付する。
Instructor HOSOKAWA Atsuishi

Course Objectives

1) 電気回路の解析の基礎となる諸定理について理解することができる。(D)
2) 多種の電気回路の解析および設計を行うことができる。(F)
3) 多次元的な思考によって、電気回路の解析および設計の際に適切な方法を選択・使用することができる。(H)

講義の最後に復習用の課題を配布するので、自己学習によってこれを行うことが重要である。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気回路の解析の基礎となる諸定理について理解することができ、回路解析に使用することができる。電気回路解析の基礎となる諸定理について理解することができる。電気回路解析の基礎となる諸定理について理解することができない。
評価項目2多種の複雑な電気回路の解析および設計を行うことができる。多種の基本的な電気回路の解析および設計を行うことができる。多種の基本的な電気回路の解析および設計を行うことができない。
評価項目3電気回路の解析および設計の際に最適な方法を選択・使用することができる。電気回路の解析および設計の際に適切な方法を選択・使用することができる。電気回路の解析および設計の際に適切な方法を選択・使用することができない。

Assigned Department Objectives

学習・教育目標 (D) See Hide
学習・教育目標 (F) See Hide
学習・教育目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
電気回路は、抵抗、インダクタンス、キャパシタンスの素子から構成された回路のことであり、電子工学、通信工学、情報工学などを含めた電気工学の基礎となるものである。本授業では、電気回路の電流と電圧の関係について学習し、回路解析を行えるようにすることが目的である。
Style:
主に板書を用いて授業を行う。適宜、資料を配布する。毎週、演習を行い、課題を出題する。
Notice:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。
明石高専・電気情報工学科の電気回路I・II、回路論、過渡現象論(1~4年必修)の受講、あるいは、機械工学科の電気電子工学Ⅰ(4年必修)、電気電子工学Ⅱ(5年選択)の受講を前提としている。これらの科目の内容について、基礎知識を有している必要がある。
学生からの希望があれば、授業時間外に中間試験を実施する。その場合の試験の評価は、中間試験と期末試験の点数の平均とする。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 交流回路 ベクトル記号法を用いた交流回路の解析方法およびベクトル軌跡について理解している。
2nd 回路解析と諸定理(1) 閉路方程式および節点方程式による回路解析方法について理解している。
3rd 回路解析と諸定理(2) 重ね合わせの理、相反定理、補償定理を用いた回路解析方法について理解している。
4th 回路解析と諸定理(3) テブナンの定理、ノートンの定理、ミルマンの定理を用いた回路解析方法について理解している。
5th 共振回路、相互誘導回路 共振回路および相互誘導回路について理解している。
6th 三相交流 三相交流における電圧、電流、電力について理解している。
7th ひずみ波交流 ひずみ波交流における電圧、電流、電力について理解している。
8th 第1週から第7週までのまとめ 第1週から第7週までの内容を理解している。
4th Quarter
9th 一端子対回路 一端子対回路について理解している。
10th 二端子対回路 二端子対回路を表す各種パラメータについて理解している。
11th 単エネルギー回路の過渡現象 インダクタンスあるいはキャパシタンスのいずれか一方が存在する回路の過渡現象について理解している。
12th 複エネルギー回路の過渡現象 インダクタンスとキャパシタンスの両方が存在する回路の過渡現象について理解している。
13th 分布定数回路の定常現象 抵抗、インダクタンス、キャパシタンスが線に沿って分布している伝送線路の基本的概念と回路的な性質について理解している。
14th 分布定数回路の過渡現象 分布定数回路の過渡現象について理解している。
15th 第8週から第14週までのまとめ 第8週から第14週までの内容について理解している。
16th 期末試験
第1週から第7週および第9週から第14週までの内容について理解している。

Evaluation Method and Weight (%)

試験演習Total
Subtotal7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000