Digital Circuit Design

Course Information

College Akashi College Year 2021
Course Title Digital Circuit Design
Course Code 0042 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Mechanical and Electronic System Engineering Student Grade Adv. 2nd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 特に指定しない。
Instructor IWAMOTO Hisashi

Course Objectives

プロセッサを中心としたディジタル回路について、以下を目標として学ぶ。
1) アーキレクチャレベル、回路レベルでプロセッサの構成を学び、並列処理による高速化技術を理解する。
2) 低消費電力化のための制御技術を理解する。
3) SRAM, DRAM, FLASHなど高集積メモリ回路技術を理解する。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1アーキレクチャレベル、回路レベルの並列処理による高速化技術を十分に理解できる。アーキレクチャレベル、回路レベルの並列処理による高速化技術を理解できる。アーキレクチャレベル、回路レベルの並列処理による高速化技術を理解できない。
評価項目2低消費電力化のための制御技術を十分に理解できる。低消費電力化のための制御技術を理解できる。低消費電力化のための制御技術を理解できない。
評価項目3SRAM, DRAM, FLASHなど高集積メモリ回路技術を十分に理解できる。SRAM, DRAM, FLASHなど高集積メモリ回路技術を理解できる。SRAM, DRAM, FLASHなど高集積メモリ回路技術を理解できない。

Assigned Department Objectives

学習・教育目標 (F) See Hide
学習・教育目標 (G) See Hide
学習・教育目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
VLSIデバイスは、高速化、低消費電力化、高集積化の3つの軸で目覚ましい発展を遂げた。
本科目ではこれらを実現するためのディジタル回路設計技術について、アーキテクチャ技術、回路技術の視点から講義する。
Style:
1)~3について、講義形式で授業を行う。試験は実施せず課題演習で評価を行う。
1) アーキレクチャレベル、回路レベルの並列処理による高速化技術を理解する。
2) 低消費電力化のための制御技術を理解する。
3) SRAM, DRAM, FLASHなど高集積メモリ回路技術を理解する。
(本科目に関する明石高専の連絡員:周山大慶)
Notice:
本科目は学修単位であるため、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 講義の概要とVLSI高性能化動向 電子回路特論の講義概要について理解する。
2nd パイプラインアーキテクチャ-1 モデルCPUを定義し、時間並列アーキテクチャによる高速化を理解する。
3rd パイプラインアーキテクチャ-2 パイプラインハザードとその回避技術について理解する。
4th スーパースカラーアーキテクチャ 空間並列アーキテクチャによる高速化を理解する。
5th VLIWアーキテクチャ 別な例の空間並列アーキテクチャによる高速化を理解する。
6th ベクトル演算アーキテクチャ 画像処理などのベクトルデータ処理に最適化されたアーキテクチャを理解する。
7th マルチコアアーキテクチャ 近年の主流であるメニーコアおよびヘテロジーニャスマルチコアを理解する。
8th 並列加算回路 種々の並列加算回路技術を紹介し、それらの得失について理解する。
2nd Quarter
9th 算術論理演算回路 ALUの設計を実施するとともに、CMOS構成ALUについて理解する。
10th 並列乗算回路-1 種々の並列乗算を高速化するアルゴリズム、回路技術を紹介し、それらの得失について理解する。
11th 並列乗算回路-2 種々の並列乗算を高速化するアルゴリズム、回路技術を紹介し、それらの得失について理解する。
12th 揮発性メモリ回路 SRAM回路構成と動作について理解する。
13th 不揮発メモリ回路 不揮発メモリの回路構成と動作について理解する。
14th 低消費電力技術 マルチ閾値、パワーゲーティング、動的制御技術を理解する。
15th 今後の動向 More than Moore、IoTセンサーノードなど今後のVLSI技術の開発動向を理解する。
16th 期末試験実施せず

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題Total
Subtotal00000100100
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力000008080
分野横断的能力000002020